衣替え/2601C Elite ハンドル換装

京都釣組

2013年06月05日 15:15


衣替え。




既に入梅の6月。

例年より早くの梅雨入りに関わらず、

降らない雨に、増えない水量。

暑さだけは一丁前で、日中の陽射しは強く、湿度はキツい。


一般的に衣替えとされる6月。

昨今の気候変動により、もはや6月を衣替えとするのはナンセンスな感があり、

微妙に推移する、季節の変化も随分と大雑把になり、

併せて情緒や季節感も薄れゆく・・・・・


私の住む京都なんかでは、

この時期、建具をそれまでの襖や障子から簾戸に替え、

畳の上には籐を敷いたりと、

家屋の中に外気を取り入れ、

風通しや肌触りで涼を取ろうと、設え の衣替えがなされ、

昔からの、自然の力を享受した住まい方が、少なくはなったが今尚残る。


これだけ変動の激しい昨今の気象状況や、

今日の町の残念な有様では、

上述のような衣替えによる効果は、既に期待が持てないけれど、

自然に順応し、暮らしてきた先人の知恵は計り知れなく、深いところにあったり。


そんな少々不快指数の高い日中とは違い、

少し涼しげな風が、緩やかに吹き抜ける夜な夜な、

先日届いた小箱を開き、ゴソゴソ、ゴソと、

リールの衣替えなんかを試みる。



Avail/Original Offset Handle+Star Drag+others


リールのカスタマイズなんかで、よく行われるハンドルの換装。

大別して目的は二つ。


ひとつは性能向上を目指すチューンナップとしての換装。

軽量化や剛性の向上、回転性能の向上など。


もうひとつは、外観の変更を目的とした、

イメージチェンジやドレスアップの為の換装。

結果的には、二つの目的が同時に達成され、

釣り人は何時も悦に入ることになる。


私もこれまで、いくつかのリールのハンドルを換装してきたわけだけど、

基本的には後者のドレスアップが主目的で、

性能の向上は二の次三の次。


そんな思いで換装したハンドルの効果が、見た目だけでなく

超効果的だったモノもあるのだけれど、

今回も完全に見た目重視でのハンドル換装。


実際は、軽量化が図られ、回転性も滑らかに向上し、

少しハンドル長が伸びたことで、随分と回し易くなった訳だけど、

やっぱり何より、エエ感じなその成りが良い。



before



after


風通しの良さそうな肉抜きされた、超々ジュラルミンの削り出しプレートに、

オフセットの形状が、小型リールにより一体感を増幅させ、納まりがよく、質感が向上。

少しクールに衣替えしたこの愛機で

そろそろデカイのを一本、欲しいところです。













あなたにおススメの記事
関連記事