2015年08月26日
オリーブの島にて
オリーブの島にて
先週の半ばから週末にかけて、
ようやくの夏休みを小豆島へ。
そうは言っても、お盆も想定外に釣り愉しんだわけなのだけど。
今回の大義名分は、家族旅行。釣りは二の次三の次。
そんな感じではあるのだけれど、タックルは2セット。隙あらば。
初日は移動と観光、プールに終始し、竿振れず。
とは言いながらも、移動の際にも、行く先々でも、視線は水辺を離れない・・・・・
初めて訪れる島で、目ぼしいポイントを拾い集めては、状況観察と釣りのイメージ。
流石に夜は、移動の疲れとアルコールにより釣りは断念。
まぁ、初日はいつもこんなもの。
翌日。
例年のパターン通りに朝から海水浴。
はしゃぎ回る子供たちとキャッキャッ言いながらも、
シュノーケリングでの海中観察は怠らず、
大まかながら、状況と魚の状態、いくつかのヒントを得て、釣りのイメージは広がる。
海水浴を切り上げ、宿への帰還が15:00頃。
ここから家族は、例年通りのシエスタ午睡。
チャンス到来。
身支度を整え、夕食までの2時間少しを水辺へと。
まだ足を運んでいないエリアをまず下見。
時に車窓から、時に車を降りて、水辺に下りるルートが見つけられない時は諦めて。
また、前日廻ったエリアも再度見てみたりしながら、約1時間。
いくつかの候補の中から、カーナビにさえ載っていない、
潮通しの良いシャローで車のエンジンを切る。
初めての場所は、どんな釣りでも気分が高揚。
まずはペンシルベイトを結び、狙いの魚とその釣れ方を求めて暫く様子を見る。
一度だけ、ルアー後方の海面が怪しく揺れ膨れたように感じるものの、確信を得ず。
ポッパーに結び替え、小さな浜を移動しながら打って行く。
狙う魚は、初めての釣りで右も左も分からなく、試行錯誤の時間は過ぎて、
残り時間が少し気になり始める。
若干の諦め感が漂い出し、リーリングを止め、腕時計で時間を確認した瞬間、
ガガッ と。
残念ながら掛かりはしなかったけれど、魚からの反応、硬質なアタリに素直に嬉しく、
選んだポイントに問題ないと確信を得、
夕食前のお風呂の時間は食後へと持ち越しとなる。
それまでのルアーアクションを、今得たヒントを基に修正。
一度はルアーのサイズを小さくするも、
「感じ」が違うともう一度先ほどのポッパーに結い替える。
残り時間も僅かになって、焦燥感に包まれる。
数回目の「最後の一投」、
一定のリズムに時折変化を加えつつ、間をとって・・・・・
ガボッと水面が割れる。
瞬時にガツッと硬いアタリが伝わり、魚信を得てフッキング。
心地良くトルクのある魚の引きを愉しみながらも、
バラシはしまいかと、緊張は高まり、
そんな中でも新竿の状況なんかを冷静に感じながら魚を寄せ、なんとか浜にズリ上げる。
とにかくもう、嬉しい一魚。
夕暮れの浜でひとり歓喜。
狙い定めたポイントで、狙い通りの一魚に出会え、感無量。
その後、更に数投したのは言うまでもなく、
夕食時の麦酒の美味い事。(お陰で夜のライトゲームはおあずけに。)
旅の途中の、ほんの僅かちょいの間の釣りではあるけれど、
こうして嬉しい一魚に出会えた、そんな釣りのひと時。
ROD:YAMAGA Blanks/BlueCurrent 73TZ/NANO PROFESSOR
REEL:SHIMANO/EXSENCE CI4+ C3000HGM(SPOOL/夢屋TYPEⅡC3000S)
LINE:Rapala/RAPINOVA-X MULTI-GAME #0.6
LEADER:TORAY/BAWO/SUPERHARD POLYAMIDE Plus+ 12b
LURE:Go-Phish/ChugPop SW smash
こちらの新着を見逃しておりました。
何気に…相当なサイズですよね、これ。
クロダイは見た目はもちろん貝を殻ごといけちゃう歯がカッコイイっす。
こんなん釣れたらビール美味すぎですね(^_-)

こんにちは。
コメントを頂きありがとうございます。
uedaさんの記事にありましたとおり、
この記事、タイマー設定がうまくいかなかったようですね。
狙って釣ったクロダイとしては、嬉しい初魚でした。
まぁ、サイズはそこそこで、カメラの機能と撮影技術だと思っておいてください(^_-)
おかげで大好きな島になってしまいました。
近々また足を伸ばしそうで危険です・・・・・