コトカスミディアム。
もし、このルアーに出逢わなかったら・・・・・・
今頃はもう、バスフィッシングを止めていたかも知れません。
その出逢いは、先の記事。
偶然出逢ったひとつのブログ。
それまでの私のバスフィッシングに、一石が投じられました。
京都釣組のお仲間達と、しょっぱい水での釣りに興じていますが、
未だにブラックバスを追い続けているのは、このルアーの賜物。
私は、自他共に認めるほどに、釣りが上手ではありません。
キャストもそんなに美しくもなく、飛距離もそんなにありません。
ポイントも、気分的に好きな場所はありますが、
何時も適当で、ここ一番というのもありません。(分かりません)
魚を釣る、技術や知識も僅かな、気分屋フィッシングです。
でも、このルアーは私に心地の良い釣りを味あわせてくれます。
そんなに飛距離が出なくても、岸際数メートルでドンッ。
ポイントから外れていても、魚を呼び寄せ、ドンッ。
少々喰いが渋くても、ちょっとトゥイッチを入れればドンッ。
のんびりと、ただ巻きでドンッ。
いつでも、どこでも、ドン・ドン・ドンッ。
そんなコトカスミディアム。
ただ単に「釣れる」から好きなのではなく、
釣れない日でもコレばっかり。
いわゆる、ミノーと呼ばれるプラグではありますが、
そのデザインの独創性は、他と一線を画し、
釣る為だけのモノではない何かを感じさせてくれ、
その「釣れ方」には熱いモノを感じています。
「サムルアーズが好き」で、主宰のゴッキー氏が
昨年2010年末に開催した、SUM-1グランプリ。
見事にグランプリを獲得したのも、このコトカスミディアム。
その、グランプリルアーに私が当選したのも何かの縁。
部屋の片隅に飾られた、ふたつのコトカスミディアム。
使ってなんぼの、釣り道具ではありますが、今はまだ、余韻に浸りたく。
三代目は私の不注意から殉職し半身の亡骸のみとなり、現役は、四代目。
連日のように、賑わいを見せるサムルアーズホームページのレポート。
昨年は、少々琵琶湖から足が遠のきましたが、
今年は良い夢を見たいと思います。