それでいいんだよ

京都釣組

2011年03月18日 08:05

この度の、東北関東大震災。

被災された皆様や、その御家族、ご友人の方々へ心よりお見舞い申し上げます。

また、残念ながらお亡くなりになられました方々のご冥福をお祈り申し上げます。

そして、今もなお、安否の確認すら出来ずにおられる方々の、ご無事と発見をお祈り申し上げます。

最後に、現在、現場での復旧作業に取り掛かっている多くの皆様のご健闘が実ることを切に願っております。



一瞬にして、それまでの日常を奪い去った、あの、大地震から一週間。

その後も予断を許さない日々。

何事もなかったかのように、ブログの更新をすることが出来なく、

今後とも、記事を書き続けるために、

誤解を恐れる事無く、一文を記しておきます。



上を向いて歩こう。



いろいろな方々が、今の自分に出来ること。

それを考え、実行に移す人や、移せずに歯がゆい気持ちで過ごしている人がいる。

義捐金の募金や物資の供給、ボランティア・・・・・

その反面、それまでの日常を取り戻したい気持ちとの葛藤。

犠牲にすること、出来ること、守らなければならないもの。

そして、そんな心とは裏腹に、直面する日々日常の責任や義務、役割。



人の考え方は、千差万別。

ある行いをすれば、それを出来ずにいる人の嫉妬にあい、

それを見える形にすれば、偽善的だのと中傷を受け、

何も出来ずにいると、できる人からの非難に・・・・・

自粛や謹慎・・・・・・



それでいいんだよ。

何もしないよりは、それが何かの役に立つのであれば。


それでいいんだよ。

何も出来なくても、まずは一所懸命考え、想うことができるのだから。


こんな状況下、何が偉くて、何が無駄かなんて、そんなことはどうでもいい。

何が良くて、何が悪いなんて、そんなことは言えないし、言うつもりもない。

表現や、行動・手段は選ばずとも、

みんなが想っていること、願っていることの方向は一緒のはず。

その気持ちを大切にしたい。



どこかで、いつかは切り替えなくては。

その切り替えのタイミングが掴めずに戸惑っている?

それでいいんだよ。

無理をせず、自然の流れに、自分の気持ちに正直に。

今、生きていること、考え想っていること。

少しでもそれを行動に移すこと。

そして、考え想い続けること。

それが大切。



例え小さく、微力なことも、みんながそう想っていれば大きな力に変わる。

ある、ちびっこの一言。


「みんなが1えんずつ出したら、すぐに1おく円になるやん。

ぼくは、10えん出すけど・・・・・・100えんでも出せるで!」




そして、早く日常を取り戻そう。

ふらつかず、地に足をしっかりと突っ張って。

私が今出来ること、それを精一杯に。

まずは、自分がしっかり生きなくては。

微力ながらも、それが少しでも人の役に立つのであれば、

今できることは限られているけれど、

余裕があれば義捐金も続けるし、物資も送る。

可能であれば現地にも向かおう。

こんな私でも、何かの役には立つ。


日々の仕事もよりいっそう頑張ろう。

そして、釣りにも行こう。

大きな魚を釣ろう。

酒も飲もう。

今日を生き、明日も生きよう。


上を向いて歩こう。




そう、それでいいんだよ。



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