海バス

京都釣組

2011年05月02日 00:17

海バス。



海でバス釣り。そう、鱸(スズキ)。

釣り人、特にルアーフィッシャーマンにとってはシーバスと言ったほうが。


(普段から、ブラックバスのことを「ブラック」などと呼んではおりますが、

さすがにシーバスのことを「シー」と呼ぶのは少し変な気がするので、

シーバスと書きます・・・・・)




京都釣組の仲間達と、久しぶりの釣行に丹後の海へ、

四月初旬から始まった、春のブリ祭りの恩恵にあずかろうと。

いやいや、そんなに簡単ではないことは、十重承知の上なのだけれど。


ご存知の通り、ブリと言えば出世魚の代名詞。

関西では一例として、ツバス→ハマチ→メジロ→ブリと。

その成長の過程や大きさにより呼び名が変わる。

今回の釣行、既に、後の祭り?祭りの中休み?の様相で、

相手をしてくれた青物は、残念ながら、ハマチ一本。

今シーズンのブリは、既にお預けを喰らう感があります。


冒頭写真のシーバス。

これも出世魚で、成長により呼び名が変わる。

一般的には、セイゴ→フッコ→鱸(スズキ)と。

関西圏などでは、フッコの代わりにハネなどとも呼ぶことも。

また、ルアーフィッシャーマンにとっては、

そのサイズで60cmを超えるとシーバス。それ以下はチーバスとも。



今回の、丹後ジギング。狙いの青物には期待を裏切られましたが、

予想に反して、このシーバスの引きを味わうこととなりました。



自身、生まれてはじめてのシーバス。

ルアーフィッシングのターゲットとして、

多くの釣り人を魅了しているのは知ってはいたが、

釣りモノには、縁の有無があるようで、

いつかは狙いたいと思いつつも、

そのチャンス、縁がなく今日に至る。


また、できれば、私の好みのスタイル、

ショアからプラグでガツンッと狙うものだと思っていたのが、

よりにもよってジギングで水深30m前後を狙うことに。


結果は短時間で4本。フッコが1本。鱸が3本。

途中からは、忍ばせておいたフライサムで釣れないモノかと奮闘するも、

さすがにその水深まで沈めることも出来ずに、

プラグでドンッというわけにはいかず。



今回のジギングでのシーバスの釣り味は、

私の想いとは裏腹で、

そのアタリはモゾモゾと、その引きは随分と素直で。

さすがに、本日の最大魚70cm-ともなると、少しドラグも鳴き、

心地の良い引きを堪能できたのだが、

エラ洗いもほとんどなく(船長の指示でさせないように)、

少々拍子抜けの感があったのは事実。

タックルも、ジギングタックルでのこともあり、それも原因のひとつかと。

もちろん、釣れた魚への感謝の気持ちは

魚種、状況を問わず感じてはおり、

単純に、そして純粋に、魚が釣れる喜びは堪能させて頂きました。



おそらく、魚種による楽しみ方があるとすれば、

ジギングもひとつの選択肢ではあるのだろうけれど、

ショアから、狙いのポイントへキャストし、プラグでドンッとアタリを得、

なるべく魚体との位置関係に高低差のない、水平に近い形で、

魚とのやり取りを楽しむのが、

この魚の釣り味の楽しみ方なんだろうと。


折りしも 間もなく、バチ抜けのシーズンに入るようで、

上記のように、釣り人を虜にするには絶好のタイミング。

また、新しい釣りに手を出してしまいそうなのですが・・・・・・・

出来れば今度は、好みのスタイルで、狙ってみたい、そんな風に思います。




今年は、原点回帰でブラックを狙っているものの、

いやいや、海でもバスを狙うことになろうとは・・・・・・・

相変わらず、節操のない釣りをやらかしております・・・・・・・





あなたにおススメの記事
関連記事