また・・・やらかした・・・・・

京都釣組

2013年10月22日 15:15


また・・・・・

やらかす始末に・・・・・・・

・・・・・



ススキの穂揺れる、川辺にて、

スズキ逃がして、心も揺れる・・・・・

嗚呼・・・・・。



あれからひと月。

ようやく竿を片手に水辺に立ったわけなのだけど、

いやいや、どうして。


今回の釣行、

釣りとは別の用事があって、その打合せを釣り行く道中やりながら。と、

サムルアーズの社員Aさんと、ゴッキーさんと海へと向かう。

目指すは秋のアオリイカなれど、

その前に、ちょいと川の様子でも。ということに。


ひと月前の釣行で、すっかり魅了されてしまったこの釣りに、

心躍らせながら、川岸へ。

空は曇天ながら、時折晴れ間も見え、少し汗ばむほど。

昨夜降った雨の影響か、水の流れは速く、

流れの中での愉しい釣りに期待が高まる。


とは言うものの、そんなに簡単ではないのが釣り。

そんなことは重々承知。

前回のは、所謂最高のビギナーズラック。

釣りたい気持ちは山ほどあるが、釣れるだなんてまだまだ先・・・・と、

そんなふうに思っていたのだけど。


フィールドのレクチャーを少し受け、

なるほど、なるほど。などと、解った様なつもりになったり、

あながち前回の狙いも当たっていたのではないかと、意気揚々。


そんな今回は、表層を狙う。

ファットサムを結び暫く投げるが、この速い川の流れに私自身が順応できず・・・。

もう少し重たいルアーをと、結ったのはフラッシュバック。


対岸のボサに変化が見て取れ、水深があるポイントを狙い、

少し上流へルアーを送る。

少し流れに乗せながら、ポイントへ差し掛かる頃合を見て巻き始める。

少し潜った位置から表層へ顔を出し、水を噛みながら踊るフラッシュバック。

川の中程にある浅瀬へ差し掛かったタイミング。


豪快に水面が割れた。


と同時に、しっかりとした魚信が伝わり、ロッドが綺麗に弧を描く。

もう、堪らん。

ドラグがチリチリ鳴き始め、前回よりは冷静な自分がありながらも、

割れた水面に興奮は最高潮。

が・・・・・だ。

次の瞬間、プンッ・・・・・・・・と。

まさに前回の釣行でのワンシーンがフラッシュバック・・・・・


既に抵抗のないラインを巻き取ると、何のことは無いラインブレイク・・・・・

スナップは前回の経験から強度を上げてはいたのだが、

どうやらノットが甘かったのか、エラで切られたのかどうなのか・・・・・


魚を釣り逃がしたところで、そんなに悔しくはないのだけれど、

悔いが残る結末に唖然。

またもや絶好のビギナーズラックを味わったにもかかわらず、

この失態・・・・・

せめてもの救いはバーブレスフック。

なんとかうまく外れてくれていることを祈るばかり。


その後間もなく、そんな私を他所に、ゴッキーさんが。

水面の割れる音に目をやると、いい感じでロッドを曲げて、

暫しの奮闘の末、無事ランディング。

羨望の気持ちがあったのは事実ながら、

その、渋みある満面の笑みに、少し心が軽くなり、こちらまで嬉しくなって。


小一時間で川辺の遊びを切り上げて、

興奮冷めやらぬまま、次の場所へと向かう。



車窓から、流れる秋の景色を眺め、

少し痛い後悔に、

今一度、気持ちと準備を一から見直し、

確実に次こそは。と。


しかし・・・・・

「二度あることは三度ある。」

いやいや、

「三度目の正直。」

と、そうなることを願って・・・・・


















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