2014年04月23日 15:15
また
・・・・・今週も。
すっかり花咲く春の渓へ、
短時間でも、水辺で過ごす愉しきひと時を求めて。
開始早々、魚の追いに気分は上がるも、
そこから小一時間、何の音沙汰も無く・・・・・
おそらくは、前日のものであろう要所要所に残る足跡。
真新しいのもいくつかあって・・・・・
それでも遡行しながらの釣りは、今日も愉しく、
なるべく狙う場所から距離を取り、
少々打ち辛いようなポイントへルアーを放り込むと、
小気味良い魚信で応えてくれる。
バラさぬように、慎重に寄せてランディング。
なんとか今日も嬉しき一魚を。
その後も遡行を続けるのだけれど、
いやいや、厳しい、厳しい。
「絶対ココ」なポイントでも、ウントモスントモ・・・・・
道程も終盤に差し掛かり、今日もやっぱり また一魚 かと、
そんな思いを吹き飛ばすかのように・・・
ええ感じ。
この谷ではまずまずの大きさであろう、至高の一魚が。
すっかり満たされ、癒されながらも、
いつもの区間を釣り終えたところで、時計と相談。
・・・・・
そして、さらに奥へ。
まだ足を踏み入れた事の無い上流へ。
少しずつ変化してゆく渓相を愉しみながら、慎重に遡行を続けるのだけど、
やっぱりここにも足跡が。
それでも打たずにはいられない 釣り人の性。
時間の都合もあって、ポイントを要所に絞って釣り上る事に。
時折追いはあるのだけれど、ものの見事に見切られ続け・・・・・
せっかく得たバイトもフッキングには至らず・・・・・
でも、
どうにかこうにか、かわいい一魚が相手をしてくれた。
ここまで来れば・・・・・
と、釣れなくてもこの先を見てみたい。との想いもまた 釣り人の性。
軽く巻くような場所もありながらも、さらに上流へ。
そして、終着。
たっぷりのマイナスイオンを享受して、
心軽やかに竿を納めた、愉しき釣りのひと時。