2014年05月07日 15:15
別天地。
GW後半初日、友人と二人して、
愉しきひと時と渓魚を求め、俗世間から離れた山深い 別天地 へと。
朝陽が照らす、幾重にも連なる山々の景色に絶句し、
最高の休日の始まりに、胸が高鳴る。
未だ山桜の花咲く高地でありながら、
木々は新緑に輝き、とてつもなく心地の良い空間で、
入渓間もなく、竿を震わす魚の魚信は、
小さいながらも体高のあるイワナ。
置かれた環境と、相手をしてくれた一魚に、既に心満たされながらも、
まだ始まったばかりの一日、さらに釣り上り、
イワナを釣りたいとの、我儘な釣り人のリクエストに答えてくれた友人のお陰で、
小一時間で数本ものイワナが竿を振るわせてくれた。
そんな中、友人の竿を曲げたのが8寸強の格好良きアマゴ。
良い顔で逞しくも美しい魚体のその一魚に、
天邪鬼な釣り人は欲張りにもアマゴが釣りたくなって、
どうにかこうにか、
この手にも。
魚の追いに一喜一憂、
釣り上げ、バラし悲喜こもごも。
その後も順次、岩を越え、滝を巻き遡行を続け、
枚挙にいとまなく、たくさんの魚たちに癒される、愉しきひと時。
ここぞというポイントでは、
お決まりのミスキャストや、バラシ、アプローチ不良 と、
自身の未熟さを露呈しながらも、
山深い別天地の渓は、美しく清らかで、雑多な日常を忘れさせてくれる。
随分と長い道程を、ガッツリ一日エエ歳こいたオッサン二人、
足腰強化遡行の如く、なかなか しんどい 釣りではあったのだけど、
後半には、まずまずの一魚にも巡り合う事ができ、
最高の休日を、釣り愉しむことができた。
また今日も心満たされ、
このひと時、この釣りに、そして何より友人に、
感謝。