ちょっと休憩、否 久渓。
少々くたびれてきたのもあって、
ちょっと休憩に、久し振りの渓流へ。
早朝からとの企ても、
夜明け前の15分毎に鳴るアラームに起きられず。
否、起き上がることが出来ず、zzz・・・・・
ようやく体を起こしたのは、すっかり朝も通り越して。
外の天気は、梅雨の晴れ間が広がって、すっかり夏の様相で。
これから出かけても・・・・・
との思いもあって、致し方なくデスクに向かう。
まとめ仕事を終わらせて・・・・・
・・・・・いざ。
結局行くやん。
そう、釣果は二の次三の次。
久し振りに緑に囲まれ、清き水に浸かりし、竿を振れればそれでいいかと。
そんな想いでいるのだけれど、
本流の鮎師たちを横目に気は急いて。
思いの場所には先行者、やっぱり。
下流方向へ踵を返し、普段やらない渓程をと。
車をとめて身支度を済ませ流れを覗くと・・・・釣り人の姿。
声掛け話をしてみると、先ほどの車の主らしく、
車を止めて下流へ歩き、車まで釣り上るとの事。
・・・・・?
これが良いのか?悪いのか?はこの際ちょっと置いておいて、
とりあえず車から上流への想いの場所へ入れることを喜び、
再度車を走らせる。
梅雨らしい、ここ最近の天候のお陰か、水量は豊か。
水温は少し高い目だけど・・・・・
心地良い水圧を感じながら、久し振りの渓を釣り上る。
予想通りに、魚からの反応は薄く厳しい。
それでも、極稀にある魚の追いに一喜一憂。
小一時間ほどして、ようやく。
手のひらサイズがお出迎え。
この辺りから、少しずつ魚の反応も上向きに。
ただ、やっぱり渋くて、追うには追うけど、なかなかどうして。
遡行は大場所のひとつに差し掛かる。
手前で一度、ミズバイトをひとつ。
少し粘って諦めて、その奥。落ち込みからの払い出し。
右岸から、アップクロスに対岸際の巻き返しにルアーを落し、
イメージしながらルアーを泳がせ、流芯を越えたタイミングで、
いい魚信。心地良いこの瞬間。
綺麗に曲がる竿を見ながらも、
引きを愉しむ余裕は無くて、どうにかこうにかランディング。
この渓にしては、まずまずの一本。(冒頭写真同魚)
下ろしたての新竿と、少し手を加えたランディングネット。
先ほどの魚では物足りなくて、これでようやく。と、ひと安堵。
少し肩の荷も下りて、愉しみながら遡行を続ける。
増水によって、流れが速く打つポイントが限られるのだが、
魚の追いは更に上向き、
ここぞという、教科書に出てきそうなポイントで、
先ほどと同寸ぐらいの次の一尾を掛けるのだけど、
残念、ランディングをミス。こぼしてしまう。
さらに、超ド級の大場所では、しっかり距離を取り、
飛距離の稼げるルアーでアプローチ。狙い通りに魚を掛けるも、
それも2度までも、これまた見事にバラし、やらかす始末に苦笑。
そんな、久し振りの渓流は相変わらずで、
出来ればもう少し、釣り上げたい想いはやっぱりあったのだけど、
少しの時間、愉しい釣りのひと時に感謝しつつ、
ほどほどで、納竿。
ふと見上げれば、
すっかり夏。
この週末は、そんな夏の旬を愉しむ釣りの予定でいるのだけれど、
どうやら台風1号、タイミングよく接近のご様子で・・・・・
ROD:sumlures/sum-Stick Light Trip 52UL-CSCHE
REEL:ABU/ambassadeur 2601C IAR
LINE:VARIVAS/SUPER TROUT Advance 4lb
LURE:sumlures/S45cw,LDS-50