ベイト難民キャンプ 2013 四季亭

京都釣組

2013年09月21日 14:14


四季亭。




もうかれこれ、幾度となく、

この、湖北の、人里と自然界の接点に佇む

琵琶湖を望む庵の前を通り過ぎた事だろう。




何十回、否、何百回?


例年この四季亭で繰り広げられる釣り人の集まりは、

ブログを通じて知り合うことの出来た方々の話や記事で知り得ていたし、

ブログを始める以前からも、既に存じ上げてはいたのだけれど。


いやいや、私なんぞが参加させて頂く事になろうとは、

夢にも思わず、ただただ感激で。




何時もは素通りするこの庵に、初めての一歩を踏み入れた。




総欅造り(一部除く)のその設えは、

随所に遊び心が散りばめられながらも、

北陸地方の古民家5軒分から、良いとこ捕りされた、

質実剛健な柱や小屋梁のごろんぼ(丸太)からは、

力強さを醸し出し、

艶やかな木肌と木目は美しく、

移築の際の埋木なんかも、

味わい深くひとつの表情となって、

とにかく、心地よき空間。



そして何より、

そこから望む、琵琶湖の景色は・・・・・



もはや、言葉にすらならず・・・・・



民家でもなく、旅館でもなく、

「庵」と呼ぶに相応しい、その遊び心・趣味・普請道楽なその様は、

釣り道楽な人々の集う場としてはもってこいであり、

毎年こうして繰り返され、既に6回目を迎えるというのも、

この庵の存在・空間・時間 がいかに大きなものであるかとも、

身を持って感じ得ることが出来る。



そんな、ベイト難民キャンプ。

私のタックルも、そっと仲間に入れて頂き、



緩やかな時間の流れる中、

愉しいひと時が、始まった。











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