湖上で過ごした二日目

京都釣組

2015年10月02日 16:00

湖上で過ごした二日目。


キャンプ二日目の朝も早い。

それも皆揃って、前夜に苦言を呈していた方々も。

やっぱりみんな、釣りが好き。

また、趣向を変えて、二日目は湖上で過ごすこともあったからかも。


早々に準備を整え、向かうはファイブオーシャンマリーナ。

キャプテンuedaさんの手配にて、乗り込むのが、

サントラッカー。

全長24f。

定員11名の双胴船。

エンジンは60psと非力ながら、

仲間みんなで、湖上からワイワ釣りを愉しむにはもってこい。

早速乗り込みランチング。


終始ポイント選択や、操船と、ご自身の釣りはそっちのけで、

愉しいひと時を演出してくださったuedaさんには感謝です。


そして、目指すは、

竹生島。


私的に訪れるのは20年ぶりぐらい。

年に数度は湖上で釣りを愉しんでいた頃を思い出します。


垂直岩盤を前にスタートフィッシング。

皆さんの壁際ギリギリに着水をキメるキャスト技術に惚れ惚れ。

時折水面が割れるが魚が小さいのかなかなかヒットはせず。

気がつけば、沖に向いてるヒデちゃんが、ワームで難なく、ポンポンポンと。

そのうち、一人、二人・・・と、釣れないもどかしさにワームで遊び始めると、

おもしろいようにアタリを得て、サイズこそ出なかったけれど、

引きの強い魚の数釣りを愉しんで、

ドデカイ ブルーギルや、

稀にそこそこのもあったりで、

久し振りに湖上からの釣り、ワームでの釣りを愉しみます。


ひと通り竹生島周りで遊んで移動。

今度はプラグで狙いやすいポイントへ。

こういったプランの組み立てや気配りができるキャプテンは流石。


ただ、釣果は芳しくなく、そんなに簡単にはいかなくて。

しばし見とれた、幻想的ですらある、無数の鮎が舞う河口域でも思うようには釣れなくて。

近くの漁礁を狙ってみても、同様に。

まぁ、釣れる釣れないは関係なく、こうして湖上でわいわいするだけで十分に愉しい時間。

でも、やっぱりちょっと釣りたくて、また竹生島に戻ってみたり、

湖北の漁港周りを覗いてみたり。

午後からは、エリアを変えて漁礁めぐりを愉しんでみたり。

四季亭付近へと足を運んでみたりと、


昼食の買い出しに一度マリーナに戻り、

もう一度、誰かのナニで、マリーナに戻ったことはあったのだけど、

心地良い秋風のそよぐ湖上にて、

朝の6時から夕刻17:00までの11時間。

湖上でガッツリ愉しい釣りのひと時を堪能。


遊ぶだけ遊んだら、やっぱり腹が減る。

四季亭に戻り、片づけを終えると同時に、早速夕食の準備に取り掛かる。

昨日同様、買出し班と設営班 二手に別れ、

今日も変わらず、美しい夕日が、黄金色に湖面を輝かせ、

夕空は赤く染まる。


そして、二夜続きのBBQ。

丸一日を湖上で過ごした釣り人の空腹により、昨日よりハイピッチ。

この夜は、新たに投入された肉塊が、

超絶品のローストビーフに。


ようやく腹も納まって、続く歓談の中、

一人、二人・・・と、

日中の疲れからか、寝床に落ちる方々も。

私も少々睡魔に襲われ、眠気覚ましにひと風呂浴びているうちに、

また一人、二人・・・・・と。

身体も眠気もさっぱりして、囲炉裏の間で酒を片手に、

階下の釣り人たちの会話を聞くともなく聞きながら、

ゆったりとした時間を過ごしていると、

なんと今宵も釣りに出かける元気なお三方。

少し気持ちは揺らいだけれど、翌朝に賭けることとしてお留守番。

一緒に話し込んでいた、三ツ木さんも風呂に入られ、

階下の浜で少しだけ、スピンキャストで遊んでみるものの、

鯰と思われるバイトが2度ほどあっただけ。


囲炉裏の間に戻った頃には、夜遊びに出かけた釣り人の他は夢の中。

心地良い疲れを感じつつ、寝酒を一本愉しみながら、

更ける夜に、明日最終日となる一抹の寂しさを覚え、

ひとり、少しセンチメンタルな 釣りのひと時。









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