湖畔で過ごした一日目

京都釣組

2015年10月01日 15:00

湖畔で過ごした一日目。

過日、シルバーウィークの 愉しき釣り人たちとの集まり。


今回で8年目を迎えるという「ベイト難民キャンプ」。

ホント、ありがたい事に お誘いを頂いてから私の参加も3年目を迎え、

今では既に、1年間の行事の中でとても大切で愉しみなイベントとなって。


そんなキャンプの始まりは、早朝未明から。

おそらく、キャンプの舞台となる「四季亭」からは、最も近くに居住する者なのだけど、

遠方からやって来る友人たちを想うと、

ゆっくりおちおち寝ても居られず、大湖に一番乗り。

いやいや、実際のトコロは 遠足前の小学生の気分だったりするもんだから。


キャンプのスタートは、15:00頃からゆるく始まる予定なのだが、

番長さんとyouさんの朝からの釣りに便乗させて頂くことに。


待ち合わせには少し早く、肩慣らしに久し振りの浜へと向かう。

湖岸を見ながら走る車窓からは、既に要所毎に多くの釣り人の姿があって、

思いの場所には入る事叶わなかったが、

まずは投げられればそれでいいかと。


明けの大湖に、心地良い初秋の風が吹き抜けて、

今日から始まる三日間に想いを馳せる。

一度小さなアタリは得たけど、あわよくば・・・の 出し抜け は実らず。


待ち合わせの場に移動して程なく、youさんと合流。

番長さんが小一時間ほど遅れそうとのことで、二人して 出し抜け に。

既に浜には釣り人の姿が散見される中、昇る朝陽が美しく、周囲の景色を変えていく。


表層を主に、いくつかのルアーで浜を移動しながら探って行くものの、反応を得られず。

すっかり明るくなってから、少し沈めて探ってみると、

ようやく魚の追いが見て取れるのだが、距離は縮まらず、

一度ピックアップ寸前で、魚が水面を割ったがフッキングには至らない。

程なくして番長さんが到着。

浜に戻って再開するも、陽の昇りきった湖中からは反応はなく。

お腹も空いて来たという事で、早々に切り上げて北上。

朝っぱらからガッツリと定食を平らげ、一路四季亭へ向かうことに。


前日からの利用客の片付けに勤しむ、管理人さんのご好意で、

番長さん調達の厳選素材:お肉だけ先にチェックインさせて頂き、

夜に備えて湖畔で午睡をするという番長さんを残して、youさんと連れ立って三度浜へ。


いくつかのポイントをチェックしながら、夜釣りの下見も兼ねたRUN&GUN。

随分南下した辺りで、ようやく。

小さな魚が迎えてくれた。

湖北へ向かう他の方々の状況から、ポイントを再チェックしながら戻る途中で、

すこしマシなお魚も。


四季亭に戻り、程なくして Pちゃん 到着。

歓談しながらチェックインを待つ間に、

uedaさん と ヒデちゃん も到着。


午後の陽光の中、

こうして少しずつ、一人、二人と湖畔に人が集まってくるこの感じも

キャンプで感じる好きなワンシーン。


チェックイン。

金屏風の前にはタックルを並べて。


一息ついての歓談の中、

Eightさん、村長/三ツ木さん が相次いで到着。

今年の参加者が出揃って、宴の準備に取り掛かる。


西に傾いた夕陽を受けて、

空にはすっかり秋のそれ。


舞台には、「パワーダウンした」とは仰っていたにも拘らず、

なんのなんの、圧倒感、リッチボン。

そんなお肉たちが網の上で踊り舞う、BBQが始まる。

絶品のジャンバーグに、

お肉たち。

椎茸、茄子、万願寺唐辛子といった、湖北の地元野菜まで。


それを、今年は番長さん特製の 秘伝のソース で頂くのだけど、

この ソース が・・・・・マジでヤバいほど。

とにかく、美味く、旨く、上手いっ。と、とどまる事を知らず、あぁ堪らん。


お腹も満たされた頃には、すっかり日も落ち、

湖上には月の姿が。


そんな湖畔で、

愉しい時間が、緩やかに。

素敵な時間です。


とどめのガーリックライスに〆られて、

続く歓談の中、数人が目前の浜で竿を振りはじめ、

村長/三ツ木さんがかわいい鯰を釣り上げたのを機に、

それまで、絶好の夕マヅメから肉一直線だった釣り人たちが動き始める。


ここからは、それまでのゆったりとしたひと時と比して、早い。

すばやく身支度を整え、

あるエリアの北からと南からと二手に分かれ、夜の浜へと向かう。

私は、Eightさんの車に 村長/三ツ木さん uedaさんと便乗、

昨年Eightさんがランカーを釣り上げた浜へ。


流石のシルバーウィークで、浜には釣り人のライトが浮かび上がるが、

狙いの範囲には幸い人の姿はない。

しかしながら、既に叩かれた後なのかどうなのか、魚っ気・反応は得られない。

少し浜を移動しながら打ちつつ、いくつかのルアーをローテーション。

水面、表層、中層と探るものの、期待とは裏腹に時間だけが過ぎてゆく。

最後の足掻きで思い付きを試そうと、ルアーを替えた一投目。

水際から4~5mにルアーが差し掛かった瞬間、

心地良いアタリがいい感じに。

大魚には遠いが嬉しい一魚に。


この一本でまぁまぁ満足してしまい、程なくしてお三方と合流、そして帰還。

程なくして、もう一組も四季亭に舞い戻り、

湖畔で過ごした一日目が終わろうとする。


食べ終え、釣り終え、後は寝るだけのこの時間。

桧風呂に入ったり、寝酒を愉しんだりしながらの歓談。

この名残惜しい一日の余韻の時間が、

また たまらなく愉しい、釣りの ひと時。










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