ベイト難民キャンプ2014 「初老」

京都釣組

2014年09月28日 17:18

ベイト難民キャンプ2014 「初老」。



そんな、ベイト難民キャンプ2014。

時節は進み、既に二週間前のことながら、

まるで昨日の事のように感じてみたり、

またまた随分前の事のように想ってみたり。


湖畔に到着は、7:00を少し過ぎたあたり。

昨年同様ゴッキーさんと海で少し竿を振ろうと、そんな魂胆だったところ、

youさんが今年は単身参戦ということで、

一部で言われる「ダンディースリー」の面々でと相成って、

湖畔のコンビニで合流。一旦四季亭へと。

久し振りの琵琶湖は湖北。変わらない素晴らしいロケーションに感嘆。

爽やかな初秋の風に、鏡のような湖面を見、黙っていられない釣り人の性。

早速、少し長い「ちょっとだけ・・・・」。

一度ゴッキーさんのルアーに水面が割れるも 釣り上げるには至らず。

少々意地になってしまいそうになった頃、こうしちゃおられん と、

車一台に便乗し、向かうは思い出の川へ。

この、川へと向かう車中の会話から、

今回のキーワードのひとつ「初老」が始まることとなる。

いつの間にか、私までもがまるで「初老」かのような展開に・・・・・

オッサンにはなりはしたけど、

まだその領域には足を突っ込んではいないつもりなんだけど・・・・・


まぁ、そんなこんなで、今年は道も間違えずに無事到着。

おそらくは、翌日に三度足を運ぶだろうと、

「様子見」のつもりの私に反して、

いやいやどうして、竿を持つと人が変わる初老の変態方。

水は少なく、ドクリアー。巨鯉をはじめウグイのスクール。

それらに混じって・・・・・鱸の魚影も見えちゃったりしたもんだから、

思いのほか本気モードが覗える。

さすがにこの状況下、魚を釣り獲ることは無かったけれど、

数度のアタリを得るんだから、さすがのさすが。


川を後にし、次なるターゲットをアオリイカに変え、

海沿いのワインディングロードを流しながら、目ぼしいポイントを探すのだけど・・・・・

ことごとく車を止めるスペースは無く、

良さ気なポイントには進入禁止の看板ばかり。

そんなバリケードの向こうには、しっかりと多くの墨跡があって、

行儀の悪い者共の痕跡も見て取れるのだけど、

そこは、エエ歳こいたオッサン三名。そんなところで釣りするはずもなく、

どうにかこうにか竿を振れそうなポイントを見つける。

が・・・・・

あまりの強風に、キャストした瞬間からエギが流され、

着水と同時に沈む間もなく横へスライド。

ほんの少しだけ、頑張ってみたけれど、まったくもって釣りにならず。

アオリイカには見切りをつけて、途中見つけた鯵群れる川で状況だけを見て、

空腹を満たすべく、所望するお店を探し右往左往と走り回るも・・・・・


いつの間にか、空腹を抱えたまんまに、

湖北の地へと舞い戻り、「海へのドライブ」 が終わる。


お味はさておき、どうにかこうにか腹ごしらえを済ませ、

四季亭に戻ってみれば、既にご到着済みのふた組のカップル。

ひと組は、長旅と朝からの釣りの疲れを癒すかのように午睡の最中のおふたり。

もうひと組は、今からルアーでも投げようかと、いい感じの雰囲気を醸し出すおふたり。

そして、手前を見れば既に〇〇に差し掛かる おふたり・・・・・

まさに before&after&初老 の様相を呈する湖畔の午後。


久し振りの再会を喜び、

緩やかな時間がここから始まった。









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