2013年10月05日
さて、週末。
さて、週末。
ようやく、そろそろ竿を振りたく思うのだけど、
この豊饒の季節、秋に釣りたい魚はいっぱい。
残念ながら、既に禁漁となった渓への想いは断ち切られ、
出来ればもう一度だけ・・・・との願い叶わず、
その想いは、次のシーズンへと更に膨らむ。
そんな、週末。
少し仕事に区切りをつけて、
何やらゴソゴソ並べてみては・・・・・
やっぱり、久しぶりの釣りは琵琶湖から・・・・と思ってみたり、
ROD:Angler's Republic / PALMS EDGE EGC-664
REEL:Abu Garcia/ambassadeur 2601C Elite
LINE:TORAY/Bawo SUPERHARD POLYAMIDE Plus+ 14lb
LURE:sumlures
いやいや、川で得た、あの衝撃をもう一度・・・・と、身の程知らずに考えてみたり、
ROD:Whiplash factory/RawdealeR R711RR-S The Trial By Fire
REEL:SHIMANO/EXSENCE CI4+ C3000HGM
LINE:UNITIKA/Silver Thread salt water PE #1.2
LURE:RAPALA/COUNTODOUWN & others
どうせなら、食欲の秋をも満たしたい・・・・・と、欲張ってみたり、
ROD:Major Craft/Pandra OVER DRIVE PD-852M
REEL:SHIMANO/Sephia BB C3000SDH
LINE:UNITIKA/EGING SUPER PEⅡ #0.6
LEADER:UNITIKA/EGING LEADER #2.0
LURE:YAMASHITA/EGI-ou-Q
一日のんびり洋上で過ごすのも・・・・・・と、少々無理な検討をしてみたり、
ROD:Restaffine/SEA'S CONDUCTOR 63ML
REEL:DAIWA/Catalina 4500
LINE:YGK/ULTRA JIGMAN WX8P #3
LEADER:UNITIKA/Silver Thread Shock Leader FC 40lb
LURE:2dajig/Buster & Shauto!/STAY & others
でもやっぱり・・・・・・気分的には、
こんなのが、いちばんしっくりくるような気がしてならない・・・・・・
そんな週末、午後のひと時。
2012年11月13日
BASS KICKIN'
BASS KICKIN'
ようやく慌しさから少し開放されつつあるこのところ。
上手く水辺へと足を運んだここ最近。
だけど、先の休日に、竿持ち出かけなかったのは、
冷たい雨が降っていたからだけではなく、
週半ばの徹夜が重く響いていたからに他ならず、
少しくたびれたこの心身。のんびり過ごすことにする。
この数ヶ月で、積もり散々した、書類や資料をまとめながら、
部屋の整理なんかを始めてみると・・・・
? と。
いやいや、随分と懐かしいモノが出てきた。
それが冒頭写真の
BASS KICKIN' 602-MLC
誰も知らない、名も無き釣竿。
そう、これこそ私が初めて手にした釣り道具。
20年近く前、今は無き京都の北山の釣具店で購入。
リール付属で¥1,300-なり。
この釣竿セットと一緒に、鱒針、シンカー、サターンワームと。
その週末に、初めて訪れた琵琶湖。
右も左もわからずに、友人に習ってあれやこれや。
初めてこの手に魚信を得たのも、もちろんこのロッド。
瞬間に、釣りにのめり込んだのは言うまでも無く、
その数日後にはまた琵琶湖へ。
暇さえあれば、琵琶湖や近くの川へと、この竿と共に。
ただただ、とにかく釣るのが楽しくて、
ロッドのスペックなんかなんのその。
とにかくこれ一本で何でも投げた。
初めてハードプラグで釣ったのもこの竿。
ルアーはTDバイブレーション。
ペナンペナンのこんなロッドで、よく延々と投げたもんだと。
経験や知識が増えゆく中で、
当然のように次のタックルに手が伸びて、
いつしか忘れ去られていたロッド。
この竿のお陰で、釣りを覚え、釣りの愉しさを知り、
未だに呆けている釣り遊び。
今こうして、こんな記事を書いているのも、
あの日、このロッドで釣った、初めての魚信から。
そんなことを少し想いながら、
さらにゴソゴソやってみる。
! と。
やっぱりあった。
このロッドの相棒。そう付属していたリール。
手にとって・・・・・
いやいや、笑っちゃ失礼。でも・・・・・
その頼り無げな軽さといい、カタカタとしまりの無い具合。
ベアリングのひとつだって無いスペック。
ハンドルを回すと、
「リリリリリリリ・・・・・・・」って。
でも、なんか ええ感じ。
少し弄くってみると・・・・・・
十数年前の琵琶湖の浜の砂粒が、
ぎっしりと、油に固まり詰まっている。
あの頃は、釣るのに必死でメンテナンスなんて・・・・・
なんとなく、手元に置いておきたくて、
デスクの横に鎮座。
そんな、少しノスタルジックな雨の休日。
一夜明け。
仕事の合間に、リリリリリリ・・・・・・
ほっと一息、リリリリリリ・・・・・・
秋の夜長に、リリリリリリ・・・・・・
と、
ふと思い立ち、全バラシ。
昨今のリールと違い、そのシンプルさ、部品の少なさが潔い。
ちょうど今、欲しいスピニングリールがあって、
それのメンテナンスの予行練習にもちょうどいいかも。
しかし、こんなリールに何もそこまで・・・・・
と言われてしまうくらいに、キレイキレイに、汚れを落とし、
グリスを塗り塗り、オイルも注して。
SHUTTLE 0070ST
誰も知らない、名も無きリール。
擦り傷なんかは仕方ないけど、
見事に復活。
回すハンドル、リリリリリリ・・・・・・♪
どこかしら、その音は喜んでいるように。
少しばかり、張り切りすぎて、グリスをたっぷり塗りすぎたのか、
若干重くなった巻き心地も、直ぐにこなれるさと。
早速リールシートに据わらせる。
いやいや、なかなか。
今もこうして、あの頃のように、
否、あの頃以上に、愉しく釣りが出来るのは、
このタックルが始まりだった。
振りたい竿や、巻きたいリールが、
ほかにも色々あるけれど。
久しぶりに次の釣行、この竿で、
浜で、リリリリリリ・・・・・・♪
奏でてみようかと。