2020年06月24日
梅雨の晴れ間に
梅雨の晴れ間に。
いつもより、少し足を延ばして。
まとまって降った 雨の続いた先週とは うって変わって快晴の一日。
初めて訪れる渓流に想いを馳せて、
平日釣行という、”大人の融通”を効かせ、
いつもの仕事時間に発つ。
仕事へ向かうスーツ姿の方々とのすれ違いに、
少し背徳感を感じながら・・・・・
快適なドライブは心地よく、道中で遊漁券を入手、
目当ての流域に入ってからは少しペースダウン。
所々気になるポイントを車窓に眺め、一旦林道入り口の車止めまで。
先行者が無いことを確かめ、来た道程を少し引き返す。
初めて入る渓流に期待感高々と、小さな集落を外れた里川風情のポイントから入川。
平水時の水量はわからないが、先日の雨の恩恵であろう水量は豊富。
肩慣らしのつもりで入川したが、
ちょっとした落ち込みや溜まりから、早速チェイスやアタックが。
残念ながらフックアップ出来なかったり、バラしたり。
ようやく写真に収まってくれたのは、入川後一時間ほど経ってから。
大きくはないが体高のある一尾にほっと安堵。
続いて、川幅狭まる岩盤際の深み。
一度バラシた後、少し粘って、
何とか喰わせる。
日なたの瀬からも、
元気よく飛び出してくれる。
初めて訪れる場所は、
ポイントが絞れず、あっちへ投げたり、こっちへ投げたり。
とかく手数が多くなり、遡行に時間が掛かってしまう。
まぁ、そんなことも含めて、新しい場所は普段とは違う愉しみがあったり。
そんなのんびりな遡行は、
ほどなくして小さな堰堤にたどり着く。
ここでようやく。
今回の釣行の目当ての一つであった、久しぶりのイワナ。
サイズはアレだが、これまた嬉し。
堰堤を高巻きし、二つ目の堰堤を超えた辺りから、
徐々に源流域へと渓相が変化。
イワナが釣れることを期待していたのだけれど、
バラしてばかりでアマゴに終始し、
ようやく掛けたイワナもバラす・・・・・
まぁ、それでも愉しく、結構な距離の渓程を釣り上がり、
少し疲れた感が出始めた頃、稜線間近なのか空が近い。
と、どうやら最後の堰堤にたどり着いたよう。
その壺での一投目。
極小イワナがこんにちわ。
少し時間をかけて粘ってみるも、反応得られず、
最後の最後にどうにかこうにか、やっと釣れてくれたのは、
やっぱり、アマゴだったり。
愉しかった遡行に区切りをつけ、
今上ってきた流れの中、川通しで林道まで戻ることに。
かなりの数をバラシはしたが、
それなりの釣果と、初めての場所に満足感を得、
少々くたびれた感もあり、もう十分。
とは言うものの、来る道すがら車窓から見てどうしても気になった場所があったので・・・・・
車で少し走り、再度入川。
源流域で蜘蛛の巣が纏わり付いたため、リールを載せ替え、
川幅のある、本流風情の中、あと少しだけ釣りを愉しむ事に。
早速の魚の追いに意気揚々。
残念ながら釣ること叶わなかったが、
少し釣り上がった、落ち込みと流れ込みが合わさった場所で、
グンと重みのあるアタリにフッキング。
緩めに設定したドラグが少し鳴り、
下流へ走る魚に焦りながらも魚の引きを愉しんで、
どうにかこうにかネットイン。
寸足らずではあるけれど、
まずまずサイズの一魚に嬉々として。
これで竿を納めれば良かったのだが、
釣り人の欲求留まることを知らず・・・・・
次の落ち込みで、まぁまぁな一魚をバラしてしまう。
これで終わる訳にもいかず、更に釣りあがる羽目に・・・・・
もうずいぶんくたびれて、ようやく釣れたと思いきや、
婚姻色の出たカワムツで、
更に更に釣り上がり、やっとの思いで、
どうにかこうにか。
どっぷり川遊びを堪能した、そんな釣りのひととき。
時計の針は、すっかり夕刻。
陽はまだまだ高くあったけど、
日暮れ風情の川を後にした。
ROD:TENRYU/RAYZ RZ53UL-BC
REEL:ABU/ambassadeur 2601C IAR ~ SHIMANO/CALCUTTA CONQUEST BFS HG
LINE:VARIVAS/SUPER TROUT Advance Max Power PE BRAID×8 #0.6
LEADER:VARIVAS/SUPER TROUT Advance 4lb
LURE:ITO CRAFT/BOWIE50S
Posted by 京都釣組 at 18:22│Comments(0)
│渓魚
※会員のみコメントを受け付けております、ログインが必要です。