2015年09月18日
続 SPINCAST 80
SPINCAST 80 続き。
予定通り、ベアリングが到着。
リール本体の価格を考慮して、1個 200~300円のベアリングを、
貯まっているポイントを利用して、リアルな現金の出費なく。
ベアリングは、DDL-1280ZZ。
ミネベア株式会社製で、内径8mm×外径12mm×幅3.5mm。
ドライブギアを受ける、両側の樹脂製ブッシュの交換に。
ベアリング交換の前に、
まずは、覆面(フロントカバー)から外していって、
ローターも。
そしてスプールを外す。
この鋳物のスプール。
安価さ故の弊害でか、バリが少々残っていたり。
手元にあった、3つの番手(320→600→800)の耐水ペーパーをかけ、
金属みがきで仕上げます。
そんな手間暇かけるのが愉しかったりするんだけれど、
怪しく光り輝く様にグッと来る。
そして、ベアリングの交換。
サイドカバーを外して、
ブッシュを外して、バリの残った穴のエッジをローターで削り磨く。
奥の穴までエッジを削いでおき、
脱脂してオイルを再注入したベアリングをはめ込む。
もう一方のボーディー側。
サイドカバー側同様に、ブッシュを取り出し、バリを削り磨いて、
グリスアップし直したドライブギアにベアリングを嵌める。
唯一始めから取り付けてあるベアリングもこの際交換し、
(サイズは同じ内径8mm×外径12mm×幅3.5mm)
メインシャフトやピニオンギアにも、グリスアップ、注油を施して、
逆の手順で、必要箇所のグリスアップを行いながら組み上げる。
見た目は先日と変らないけど、
これで3ボールベアリング。
気になる巻き心地は・・・・・
以前よりは、軽くスムーズにはなったのだけど、
ベアリングのお陰と言うよりは、
各部の調整やバリの削り取り、グリス・オイルのやり替えによるものが大きい感じで、
このあたりはもうちょっと使ってみてからの調整が要りそうだ。
早速ロッドに座らせてみる。
ロッドはやっぱり赤いあの竿に。
ん~。
ひとまず、こんなところで、
自己満足は一区切り。
まずはとにかく、一匹を。
2015年09月16日
SPINCAST 80
SPINCAST 80
丁度1年前の今頃に入手。
ベイトリールやスピニングリールはいくつか所持していても、
スピンキャストリール(クローズドフェイスリール)はひとつも持っておらず、
遊び心に触発されて、
ひとつくらいは手元に欲しいかな。と、
折を見ては物色していて。
ホントのトコロは、アブマチックの美品なんかを探していたけど、
如何せん、私はリールを左巻き・・・・・
そんな昨年の今頃、新たに発売されると知って、その価格から思わずポチッとしたのが、
この、DAIWA/SPINCAST 80。
発売当初は、あっという間に売り切れたらしく、
3ヶ月待ちとなったこともあったそうだが、
今では普通にネットでも店頭でも手に入れられるご様子で。
幸い、そんな発売当初に入手できたにも拘らず、
手元に届いて以来、その存在を忘れていたわけではないのだけれど、
このまま使うのもなんだかな と想ってみたり、
他のリールに、いろんな釣りにと忙しく。
なんやかんやの約1年後、
体調不良で釣りに行けない週末の夕刻。
何気に箱から取り出しクルクルしつつ、少しネットで彷徨ってみれば、
以前はなかなかヒットしなかったカスタマイズがチラホラと。
そんな、さすがの先人達のお知恵を拝借しつつ、
箱の中からパーツを漁り、あれやこれやと想い遊ぶ愉しい釣りのひと時が始まる。
まずは、雰囲気から。ということで、
ダブルハンドル化に着手することに。
まずはオリジナルのシングルハンドルを外して、
手元にある、いくつかのハンドルを翳しながら、ああでもない。こうでもない。
大きさ・質感・色目から、以前ハンドルを衣替えして予備へと回った、
ambassadeur 5501C Red の純正ハンドルがちょうど良いかなと。
ただ、このハンドルの小判型の穴のところが微妙に僅かながら上手く合わず入らない。
定石では、ハンドルの穴をヤスッて大きくするみたいなのだけど、
リール本体の価格に対して、ハンドルの価格のほうが高いという、費用対効果から、
ここは思い切って、
リール側を削るという荒業に出る。
少しずつ、少しずつ。丁寧に、丁寧に。
こんな感じに。
まぁ、ハンドルがビスで固定され一体化されれば強度的な問題はないと思う。
ジャストフィット。
次に、ハンドルの根元、樹脂製のハンドルスタンドのパーツを、セパレートして、
切断面を綺麗にヤスってやれば、
加工はとりあえず全て完了。
ちょっと調子にのりすぎて、ヤスリすぎた様子から、仮止めした段階で少しハンドル不安定。
何かないかな と ごそごそ してたら、
DAIWA/Catalina 4500 のワッシャーが、
こんな感じで丁度良く、
後は組み込むだけとなる。
今回、ハンド側ではなく、リール本体側を削ったのは、
上述したとおり、費用対効果の意だけではなく、
そうすることで、
手持ちの他のハンドルに換装するのも容易に愉しめる事の方が大きかったり。
Haneda Craft/Power Handle(ミラーフィニッシュ/クリアレッド)
Avail/Original Offset Handle
などなど。
まぁ、まずは予定通りに。
ん~。まずまず。
手軽で安価なリールでも、
こうして少し手を加えれば、愛着が湧いてくる不思議な感覚。
今回はとりあえずここまで。
明日には内部のパーツ(ベアリング)も届く予定で、
次は機能的なカスタマイズを。
そんな、道具弄りも、
愉しい釣りのひと時。