初夏を感じて
辛抱堪らず、
昼飯代わりに竿を振る。
空にはすでに、初夏を感じて。
琵琶湖に足を運ばせたのは、
辛抱たまらん気持ちだけでなく、
気持ちよきこの陽気に加え、昨日までの放水量が一気に変化したこともあるが、
背中を押したのは、6月6日という、釣友の相性のよき暦であることにあやかって。
風の強まる湖面を眺め、
喰うならここだと、釣りたいルアーを数種一巡。
なかなか思うように行くはずもなく、浜を移動。
ルアーを替え、イメージした湖中のラインを通す。
うまくウイードをかすめ、拾う事無くトレースすると、
小さなアタリを数度ようやく。
次には浜まで追尾する魚影を確認。
これで、集中力が持続できる、単純な釣り人。
最初のポイントへ入り直し数投目。
気持ちの良いバイトと共に久しく味わうことの出来なかった魚信。
後はもう、無我夢中。
引きを愉しむ余裕も無く、バラさぬようにと精一杯。
ようやく。
琵琶湖で今年初めての魚が釣れてくれたことに感謝。
数やサイズではない釣りの感動をまた。
さて、このまま波に乗ろうかと・・・・・
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