旅の話のその前に

京都釣組

2017年06月01日 22:27


旅の話のその前に。


昨年初頭からの、新たな仕事上の展開に、昨年から釣行回数は激減。

今年に入って、更にそれは加速度的を増す一方。

既に今日から6月に入り、今年も間もなく1年の半分が終わろうとしているにもかかわらず、

釣行回数は、先日の北への旅を含めて4回(6日)・・・・・

仕事があって、忙しくさせて頂くのは、ほんと有り難い事なのだけど、

先日の旅が、あまりに素晴らしかったこともあって、ここ最近少々溜息混じりの毎日で。


釣りの愉しみ方は色々あって、人それぞれ。

私は、基本的には独りでの釣行を趣にしているわけなのだけど、

こう忙しいと、どうしても独りの時間を仕事に費やしてしまい、

今年は未だに単独釣行はゼロ。

このままでは今年は釣りに行けないんじゃ・・・・・との可能性もあったのだけど、

有り難い事に、愉しく、アツく、刺激的で素晴らしい友人たちのおかげで(ケツを叩かれて)、

2月の九頭竜川、

4月のオフショアタイラバゲーム、

5月の北海道イトウ遠征、

6月には源流域への山岳渓流、

7月の・・・・・

8月の・・・・・

9月は好例の・・・・・・

10月には再度・・・・・・

・・・・・

と、独りとはまた違った愉しみ甲斐のある、嬉しい釣りの機会が。


先日の北への旅のその前に、丁度今日から数えてひと月前、

今年のGWの釣行もそう。

独りであれば全日を仕事に費やしたであろう今年のGWも、

そんな友人のお陰で愉しい釣りの一日を過ごす事ができた。


美しい朝陽を望みながら湖面を走り、一日が始まった。

一緒に遊んでくれたのは、

既に関東~関西間の距離感覚が常人を超越してしまった 道具番長/番長さんと、

仕事の都合で東京人と化してしまい、ようやく今年始めての釣りを迎える、

MIDNIGHT EXPRESS/uedaさん。

のお二人。

普段琵琶湖で釣りする際は、単独・オカッパリ・プラグ が基本なのだけれど、

こうして友人たちと湖上に浮かび、

あれやこれやと愉しむのもまた一興、釣りの愉しいひと時。



のんびりマリーナで支度を整え、5:30頃に出船。

昨年にご一緒させて頂いた時と同様に、

キャプテンuedaさんが的確にポイントを選別・案内してくれる。

昨年と違うのは、この時期未だウイードは少なくほぼ無い。

地形の変化に付く魚を狙っていくのだとかで、

アタリは一日にそんなに数あるわけではなく、

しっかりと喰わせ、確実にひとつずつモノにしていくと。

そして、釣れる魚は大きいんだと。


ポイントをいくつか廻って、uedaさんに本日最初の魚。

が、バラシてしまう。バレ際に見えた魚体は中々の良型であり、

一日のファーストバイトだっただけに残念・・・・・


程なくして、ようやく私にも、一発目のガツンッとした強烈なバイト。

と同時に急激にロッドが絞り込まれて、為す術もないままに・・・・・・フックオフ

確実に良型を連想させるアタリと引きに少々悔い残るものの、

引き続いての2~3投目に、またもやアタリ。

先ほどよりは小ぶりのようだが、魚の引きが心地良い。



ランディングを手助けしてもらい、



四十半ばちょいの微妙なサイズではあるけれど、嬉しさは一入。



こういったブツ持ち写真も友人たちとの釣行ならでは。


ほっと少し安堵したのも束の間、空模様が西の方からズンズン怪しくなって。

それまで穏やかだった状況も一変。

吹き始めた風は強くなり、湖面は細波出す。

ポツリポツリと降り始めた雨は、みぞれが混じり・・・・

一時避難に大橋へと向かう途中には、ついには雹まで。


雨脚が弱まり西の空も明るみを帯びだし始めた頃合いをみて、再開。

先ほどの雨で状況が好転していないかと期待するものの私には反応無く、

uedaさんがまたも魚を掛ける。ものの・・・・・・


釣果に暗雲立ち込めて、空にも暗雲立ち込めて・・・・・風が北からの強風に。

この状況下、ボートのポジションを安定させるのは一苦労。

シーアンカーを投入し、流し釣りに切り替え。

魚探を覗くと、流れ進むごとに様々な地形変化が映し出されて、

その都度、丁寧に探ってみるものの・・・・・反応は無し。

そんな流し釣りの間も時間は刻一刻と進み、残りの時間も気になり始めた頃。

船尾の番長さんが待望のアタリを捉え、弧を描くロッドの穂先は湖面に突き刺さる。

ナイスファイトを制して揚がった一本は50ジャストの良型。

最後の最後にドラマを起こすここ一番の集中力に感服。


そんな一尾に期待は高まり、更に2~3流してみるものの、反応を得られず・・・・・



いつしか風は残るものの空は爽やかに晴れていて、

湖面を煌く陽射しが眩しい夕刻前の素敵な時間を惜しみながら、程なくして納竿。



翌日も湖上に繰り出す予定のお二人。

朝が早かったとは言うものの、今日は帰路を気にする必要も無いので焼肉へ。

機知に富むお二人の会話を肴に肉を啄ばみ、

間もなく訪れる旅の話や新たな企画の話などなど。

愉しい時間はあっという間に過ぎ行くけれど、

一日だけのGW、一尾だけの魚に、久し振りに気持ち満たされて。




ROD:JetSlow×TULALA/JetSetter 60C Micro Touch

REEL:SHIMANO/ALDEBARAN BFS

LINE:VARIVAS/SUPER TROUT Advance Max Power PE #0.6

LEADER:Seaguar/SHOCK LEADER Fluoro 8lb

LURE:small worm DS



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