夏湖へ【盆釣①】

京都釣組

2015年08月18日 15:15

夏湖へ。



今年の夏休みは、あと少し先なのだけど、

お盆の世の中は、休みモードで電話もほぼ無くて、

思いのほか仕事も捗り、雑多な用事もスイスイと。


そんなわけで、少しくらいは盆休みを味わってみたいなと、

定年後滋賀県に移住している じいちゃんばあちゃん のトコロへ

数日前から遊びに行っている愛娘を迎えに行く という大義名分を掲げて、夏の湖へ。


到着は、空が白み始めた頃。

既に秋の虫が鳴く浜で打ち始める。

あまり足を運んだことのないこの場所から始めたのは、季節の進み具合を確かめたいから。

しばらくは、水面をゆっくりと誘うが反応を得られず。

もう少し暗いうちから始めれば、結果も違ったのかもしれないけれど。

目通しが効くくらいに明るくなった頃からは、少しアップテンポに誘い出し、

パフッ。と。

どうやら魚違いのようで、季節的にまだ時期尚早のご様子。

そんな中、朝陽に輝く美しき湖面。

陽の昇り始めと共に、吹き出す微風が心地良い。

そんな至福の瞬間に、もう一度。

パフッ。

・・・・・

よし移動。


貴重な夜明けのプライムタイムを2回のパフッで費やしてしまい、

少々やらかした感は否めないものの、気分は晴れやかで。


湖岸を走る車窓からは、さすがに盆休、到る所に釣り人の姿。

いくつかの候補ポイントも同様で釣り人の姿や水遊びの準備中。

致し方なく、ふと目に止まった初めてのポイントでまずはチェックをと入水。

Fatsumで湖面を掃射。

程なくして気持ちよく水面が割れる。

魚の引きを愉しみながらやり取りして遊んでいるうちに、オートリリース・・・・・

もう少しの間粘ってみるものの、それっきり反応は得られず、チェックは終了。

さらに奥へと車を走らせる。


昨年来、幾度か足を運んできた小場所へ。

幸い先行者もなく、いざ。


すっかり陽も高く、汗ばみし始めた時間帯。

少し沈めるルアーで始めるが、幾度かあるアタリをフッキングに持ち込めない。

少々じれったくもあって、FB65balsaに結いかえる。


答えは速攻に。

いやいや、水面を割って出る愉しきひと時。


イメージとしては、

沖のウイードから追わせて、手前のウイード絡みの駆け上がりで喰わせる。


そんな感じで、

サイズはともかく、狙い通りに飽きない程度に水面が割れる。

時折少しばかりマシなサイズも混じるのだけれど、

長さよりは体高があり、引きを愉しませてくれる魚が多い印象。


さすがに、少し釣り止まり、

今後のためにと、続く浜を打ちながら移動することに。


周囲を見ながら、湖中に目を凝らし、背後を見立て、目ぼしいヒントを集めながら、

出そうなところでは、ちゃんと応えてくれる。

この夏の好天で、若干水質低下の傾向が見受けられるものの、

すっかり陽は頭上に差し掛かってからでも、

気持ちよく水面が割れる。


本音を言えば、少々デカいのが欲しいところではあるのだけれど、

場所と状況、時間帯、その他云々を鑑みれば、それが難しいことは承知の上。

こうして愉しく釣り遊べただけで まぁ、十分満足。

早朝から昼前まで。

久し振りに長々と湖水に浸かりし、小魚と戯れる。

こんなのも、愉しき釣りのひと時。

そんな盆の釣り。




ROD:Angler's Republic/PALMS/EDGE EDGC-664

REEL:Abu Garcia/REVOELITE IB ROCKET9

LINE:TORAY/BAWO/SUPERHARD POLYAMIDE Plus+ 14lb

LURE:sumlures/Fatsum,FB65balsa,FLASH BACK,Liplesssuming70FPⅡ









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