湖上の休日 -2-。
そんなわけで。
前回の釣行から、あっという間に時間は流れて3週間。(今から2週間ほど前)
新緑の渓での釣りに足を運ぶことも儘ならず、時節はいつの間にか梅雨に突入。
お陰で、前回は育ちの悪かったウイードがいい感じに姿を見せ始め、
おまけにローライトなコンディションに加え、午後から小雨も降る予報。
期待感だけは最高潮の中、キャプテン
uedaさんの操船で、
湖上を滑る。
私の範疇を超える、ロジカルフィッシング を目の当たりにしながら、
的確にポイントを絞るキャプテン。
いやいやホント、良い勉強になりました。
大名釣りの感少々ありながら、時折へそ曲がりなルアーを投げたり遊んでいたけど、
やっぱりまずは、少し魚が触りたくなるもので、
ちっちゃなワームで様子を見ると、
予想に反して、ファーストフィッシュは40超え。
これで、前回から引きずっていたモヤモヤはひとまず片付くものの、
続く魚は相変わらず、小さく軽くすこぶる元気で。
そんな中、地形や水中にばかり気を取られていたけれど、
時折水面が割れたりなんかするもんだから、
ヒョイッと投げて、チョンチョン、チョチョチョン。
可愛いサイズの魚だけれど、やっぱりトップは愉しくて、
いい季節になってきたことを感じる次第。
連れて行ってくれるポイントごとに異なるウイードの伸び具合や地形変化、
風向きなんかをそれなりに考えながら、
底を狙ったり、中層を狙ってみたり、トップで遊んだり。
中層以外は、程ほどに魚に相手にしてもらうものの、
相変わらずの、カワイイサイズのバスやなかなか大きなギルに終始。
でもまぁ、十分愉しませてもらいます。
次の移動先、北よりの風向きと、湖面の波具合になにやら雰囲気があって、
FB-65を波に馴染ませ泳がせる。
着水後の2~3アクションで、
グァバッ と水面が割れる。が、ノせられなくて。
「今のデカかったよね」なんて話しながら、
次の一投もほぼ同じコースを泳がせて見ると、
控えめに水面が割れると同時に心地良い重量感が手元に伝わる。
sum stick/Light Trip wG52 が綺麗に曲がり、
イナし損ねてジャンプをさせてしまったにも拘らず、
ロッドの特性に助けてもらいバラす事無く、
uedaさんにランディングをお願いして。
大台には届かず、四十半ばではあるけれど、
満足度の高い一本を頂いた。(冒頭同魚)
私としては、これでもう、十二分に満足で、
風が吹こうが、小雨が降ろうが、常に気分は上々で。
せっかくのボートでの釣りという事もあって、
テキサスでウイードの隙間を狙って、
サイズはともかく気持ちのいいアワセを入れてみたり、
小ぶりなポッパーで、
水面を割らせて数釣りを愉しんだり。
風や波の状況変化にルアーを合わせて、
何とか結果を出してみたり。(サイズは理想に程遠いのだけれど)
惜しいことに、タックルを1本お家に忘れてきてしまった、uedaさんではあるけれど、
終盤に、今日一番の魚を挙げるところは流石の釣りで、
なんやかんや言いながらも、
終始魚と戯れ遊んだ湖上の休日、心いっぱい満たされて。
そんな充実した休日を共に過ごした友人に、
感謝。
MAIN TACKLE
ROD:sumlures/sum-stick Light Trip wG52
REEL:SHIMANO/Bantam201SG
LINE:TORAY/BAWO/SUPERHARD POLYAMIDE Plus+ 14lb
LURE:sumlures/FB65balsa,Cotocas medium Prop・・・・・