ようやく

京都釣組

2013年05月18日 15:15


ようやく。



昨日の釣行。

例年に無く遅くなりはしたが、ようやく琵琶湖での今年の初魚を。


例年よりも少し早い、水に浸かっての釣りは、

既に初夏を思わせるような、晴天春の射すような陽射しながら、

まだ少し冷ややかな湖水と、湖面を掠める北東よりの風が、爽快に心地よい。



平日の真昼間。

釣り人の姿少なく、岬の先には先行者が一人。

途中の浜の中程で、膝下まで浸かり足元でスイムチェックの後、

追い風に乗せたルアーは、気持ちよく遥か遠くへ。

少しカウントダウンの後、ゆっくりと。

ハイギヤのスピニングリールに未だ慣れる事無く、リーリングスピードは慎重に。

釣り始めての三投目。

恐らく喰うなら、岸際のブレイク付近だと・・・・・

ドンピシャ。

久しぶりの魚のアタリは快心で、

PEラインにより増幅された衝撃はダイレクト。

湖面付近でもがく魚影に期待が高まり、

久しぶりの魚ながら、いたって冷静に数度のジャンプをいなしながら浜にズリ上げ。

こういう一連の流れが、目で見て取れる明るい時間の釣りは好きだ。

冒頭写真の一本目。

まずまずのコンディションの四十半ば。

少々嬉しく、もう一枚。



ようやくこのスピニングタックルでの魚を獲た。


少しのんびりとできる、半分OFFの今日。

釣りする時間はまだあるのだが、

一瞬これで帰ろうかと、思い悩むが岬が空いた。


少し一服を愉しみ、岬へ入水。

風の方向、波向き、地形の形状とウイードの分布なんかを考えながら、

絶対ここだと思う数箇所を丹念に攻める。

が、今度はどうして、ウントモスントモ・・・・・

やっぱり先程帰ったほうが良かったかと、思うが既に後の祭り。

もう一本釣り上げなければ帰れない精神状態に。


そんな状況下、少し狙いを外して先程の浜側への一投に、コンッ。

いやいや、何だかかんだか。

一本揚げた余裕と、先程よりは小さな魚信、タックルの様子も見てみたく、

少し雑な扱いを試して・・・・・

ジャンプ一発フックオフ・・・・・


バラシはしたが、これで魚の居所はつかめた感じ。

岬をパスして、浜側へ移動。

またも一服のんびり気分で、仕事のメールや呟きを入れ、

そのすぐ後の一投目。

コココンッ。

いやいや、ええ感じではないかと、もう一本。



四十手前ながら、心地よいアタリに痺れる。


数メートル移動しての数投目。

時間にして僅か数分。

依然として北東からの追い風で、何時もより沖からゆっくりとルアーを寄せる。

ほぼ集中している、喰うエリアへ差し掛かり、高まる集中力。

ゴゴッ

確かに今年は釣行数の激減もあって、随分と釣れない時間が長くはあったが、

いやいや、出来すぎ。



最初の一本よりはスマートな魚ながら、サイズアップを。


ここで時間は釣り始めて1時間ちょっと。

晴天の真昼間に、これだけ釣れれば私としてはもう十分と、

今日の良き日に感謝をし、これにて納竿。

















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