投げるだけで愉しい

京都釣組

2013年05月27日 15:15


投げるだけで愉しい。



お子様用ロッド/バットマンロッド&SAMMY65


息子との、肩を並べての釣行を終え、義理の実家へ娘を迎えに。

じいちゃん・ばあちゃんに、写真を見せながら興奮の息子。

完全に鼻の穴は、これまで見たこともないくらいに広がりきって。

そうなると、面白くないのは・・・娘。

当然、私も釣れて行け。となるわけで・・・・・


一息ついた帰り道、

あれやこれやとなだめ透かすが、結局琵琶湖で第三ラウンド・・・・・

息子はそそくさと自分でタックルの準備を行う傍ら、

トランクから引っ張り出したのが、

冒頭写真のロッドとリールが一体のお子様用タックル。

息子用にと、10年近く前に購入し、極希に幼少の息子が遊んだタックル。

釣果はひとつ。琵琶湖の漁港でミミズをつけてのエサ釣りで、

小さなバスを釣り上げている。

私の今日の釣りは既に終っており、手ぶらで娘に扱いを指南。

私自身、クローズドフェイスリールとは無縁でここまでやってきたが、

これがなかなか・・・・・また愉しい。

湖面は風の影響で、少し波立つ状況ながら、結んだルアーはSAMMY65。

「釣らす」ことよりも、とにかく「釣りをさせる」ことに主眼を置いて。


さすがに最初は、上手くは投げられず、あっちへ行ったり、こっちへ来たり。

2~3助言を入れながら、しばらくすれば、

いやいやサマになってくるのが子供の不思議で、

そんなに遠くへは飛ばないが、父兄そろって驚く有様。

さすがに基本性能の高いルアーだけあって、

娘の行うアクションに、やや直線気味ながらも、波打ち際を滑るように泳ぐルアー。



もしかして・・・・・

と、限りなく可能性が低くとも、期待するのは親心ながら、

釣れようが、釣れまいが、

「ただ投げるのが愉しい!」とノリノリ。

ん?どこかで聞いた台詞に苦笑。


兄も奮闘する中、アタリを得る事無く、20~30分が過ぎ、

そろそろ行こうかと、思っていた矢先。

娘がぎこちなく操るSAMMYに・・・・・

チュポッ!

と、水面が割れる、ちいさなミラクル。

残念ながら、フッキング(向こうアワセ)には至らなかったが、

「ブルッ!と来た!」らしい魚信に、満面の笑み。

お陰で少し延長することとなったが、以降は何事もなく納竿。

まさかのワンチャンスをモノに出来なかったが、

帰る車中で、今朝の釣果を自慢する息子と、

先程得た魚信を誇張する娘。

いやいや、父もうかうかしていられないと、幸せな焦燥感を感じながら、

気がつけばバックシートで二人共、ZZZZ・・・・・














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