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2011年07月08日

夏の始まり

梅雨が明けた。

夏の始まり

いつもの日常から離れ、ずいぶんと遠いところへ行っていたような気がして、

久しぶりのように感じる湖西の浜は、すっかり夏の様相を見せていた。




僅かな時間ではあったけど、アツい週末に一区切りをつけ、帰京。

いろいろな想いや、考え、感情が、未だ上手く整理できずに、

言葉や文章にすることは出来ませんが、

いずれ、また機会があればその時にでも。

ただ、

想い続けること、考え続けること、それを僅かでも行動にし続けること。

それが、当たり前だけれど大変で大切な事かと。


今尚、辛い思いをされている、多くの方に、少しでも早く、

心から笑える日常が来ることを、切に願うばかりです。





そして、梅雨が明け、夏が来た。


チャンスは数回あったのだけど、溜まった仕事の処理もあり、

滅入っているわけでもないのだけれど、竿を持つ気にもなれず、数日を。

うまく切り替えの出来ない、この気持ち。

早く、日常に馴染まなければいけないなと、

スイッチの切り替えに、向かうは琵琶湖、湖西の浜。

ただ投げ、ただ巻く。

それを続けることで、なんとかリズムを取り戻そうと。

もちろん、釣れたら尚のことよろしいのは、言うまでもない。

あまり深くは考えず。とにかく投げ、とにかく巻く。


折りしも気温は既に30℃を超え、琵琶湖の景色は夏の様相。

ただ、気温の割には、北東から吹く風が心地よく、

浜に立つだけで、気分が清々としてくる。


ルアーはコトカスミディアム(ゴッキープレゼンツVer.)。

今日のルアーはこれひとつ。

炎天下の真昼間。大きな期待はしておらず、

また、昨日までの雨の影響か、湖面には千切れ藻や浮遊物が浮いてはいるが、

今日は投げるだけ、そして、巻くだけ。それだけで十分。


河口付近をしばらく探り、ブルーなヤツの細かいアタリに苦笑い。

思うところがあり、浜を北上。

数度のアタリと、チェイスがあるのは、もちろんブルーなヤツ。

幾度かルアーを替えようかと思案はしたが、今日は投げ続けること、やり通すこと。

そんな気分。


風が止み、少し暑さを感じ始めたタイミング。

浜北端の流れ込み。ウイード帯との接点に、ルアーを落とす。

少し間をおき、トゥイッチを2回。

そのまま少し潜らせ、巻き始めると・・・・・


クンッ。


久しぶりのこの魚信。

不釣続きのここ最近の私にとって、

大魚ではないのは確かだけれど、たまらなく心地よく、心が躍る。

が、喜んでいる暇も無く、引きを楽しむ余裕も無い。周りはウイードに囲まれている。

期待の通りに潜られるのだが・・・・・またここで、やらかすわけには もう いかない。

テンションを保ちつつ、ゆっくり丁寧に引き剥がし・・・・・・・


夏の始まり


久しぶりのブラック。

危うく、私にとって幻の魚になりかけていた感があったが、今回ようやく。

サイズは30+と、物足りなさはもちろんあるけれど、

イメージ通りのルアー操作と、、釣りたいルアーで釣れた事。いやいやそれで感無量。

この一本を後にして、浜を南下する頃には、風は南からに変わり、

瞬く間に白波が立ち始める強風に・・・・そして、納竿。

上手くスイッチが切り替わったようで、

気分は充実、清々しく心地よく、琵琶湖を後に。




ただ投げ、ただ巻く。それだけで十分と足を運んだ今日の釣行。

どうせならばと、結んだルアー。

それひとつを投げ続け、やり通した結果、手にした久しぶりのブラック。

見切りをつけることや、諦めも肝心なことは多々あるけれど、

続けること、遣り通すことで見えてくる何かを求めることも大切かと。

汗臭い感じはするけど、それはそれで、恰好エエとそんなふうに思っている。










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