2012年07月04日
週末の様子
週末の様子。
例年に無く、竿の振れない週末を過ごしてきたのだけれど、
ようやく。といったここ最近の週末の様子。
【先々週の週末】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
何とか釣りに行きたくて、早朝起床、琵琶湖へ向う。
仕事の時間を考慮して、
南湖へ向うが、生憎駐車場には車が溢れている始末。
小雨降る中、ご苦労なこった と、足を伸ばして湖西まで。
実釣時間は短くなるが、季節の推移も確認したい。
浜には釣り人の姿無く、駐車場で準備する小鮎釣師のみ。
久しぶりの湖西、ゆっくりと時間を掛けて準備をしていると、
一台の車が入ってきた。
かと思うと、急ぎ飛び降り、タックル担いで、一目散に河口へ入る。
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致し方なく私は浜を北上する。
小雨は上り、明るくなった空の様子に、幻想的な山の景。
釣りたいルアーをとっかえひっかえ、色々試すも反応は無く、
いつの間にか、浜の北端まで。
Lipless suming 70 WP に結び直し、今来た浜を引き返す。
徐々に湖面が騒がしくなり、躍動感が溢れ出す。
時折コツッと細かいアタリがあるものの、フッキングには至らない。
河口に人の姿既に無く、時間を惜しみ入って数投。
カツッと硬質なアタリ。
明るくなり始めた朝の光を反射する、銀色の体躯。
夏を告げるこの魚、今年も出逢えた事に、喜びを感じながら、
未だ、湖面を乱舞するハスたちを尻目に、納竿。
【先週の週末】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
平均的に、月に一度の海への釣行。
単独釣行の淡水釣りとは異なり、海への釣行は少し賑やか。
そんな中でも、毎回少しは考え巡らせ、自分なりの課題と対峙。
ひと月前の釣行で感じ得たものを、再確認しようと。
目先の魚に囚われず、ジグを操りあれやこれや。
いやいや、ドンピシャ。
偶然なのか、必然なのか。
ホントの所は解るはずもないけれど、
必然だと思う方が、釣り人として愉しいものだと、
してやったりと、思ってみたり。
【先の週末(Sat)】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そして、先の週末(土曜日)。
急な来客の予定が入り、邪魔者と成り果てる一家の主。
仕事のキリを、午前中で付け、
ニヤリとほくそ笑みながら、午後から琵琶湖で釣り人となる。
時間の加減で、南湖で落ち着くこととする。
たまたま生じたこの時間。こんな時に限りきっと・・・・と期待高まり、既に邪。
ただ、今回は、若干改良した二本目の Lipless suming 70 WP を試してみたくて。
風向き、波向き、地形なんかを考えて、エリアを絞り、膝まで浸かる。
幸先良く、細かいアタリにアワセを入れて、
今年初、久しぶりにブルーな魚。
その後も数匹追加するものの、依然としてブルーな魚に弄ばれる。
少し泳層を深く。引くスピードを微調整。
ルアーがウイードに引っ掛り、それが外れた瞬間、ようやくそれはやって来た。
大魚の魚信、久しぶり。
そのトルクフルな引きを感じながら、いたって冷静なのだけど、
これはいかん、ドラグが少し緩かった・・・・・
回すハンドル、空回り・・・・・・・
ある程度は寄せてきてはいたけど、最後の手前、ウイードに潜られ、
残念、藻化け・・・・・
例年此処ではやらかすが、今年もやっぱりやらかした。詰めの甘さはお手の物。
バラしたことは残念ながら、今の一尾でヒントを掴み、
三十半ばながら、狙い通りに釣れてくれる喜びを感じ、
も少し、遊んでいたい夕刻前、入った電話に帰還の催促。
もっと遊んでいたい子供の心境で、帰路につく。
【先の週末(Sun)】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
明けて日曜。
この日は元々、釣行予定。
滋賀県北部へ、大義名分ぶら下げて、足を運ぶ用事に併せて。
夜半から降り始めた雨音を聞きながら、
日中のバラシを少し悔やみ、程よく疲れた心地から、早朝起床は既に断念。
緩やかな休日の朝を過ごし、お昼近くに腰を上げる。
目指すは湖北。途中湖西の様子を見ながら。
そんな思惑で走り出したが・・・・・
いやいや、昨日の一魚が気になって、
また、流石にこの雨のお陰か、休日にもかかわらず、駐車場が空いている。
ハンドルを切り、車を滑り込ませ、いざ。
浜には釣り人の姿無く、思いのポイントへ。
雨は今尚降り続き、きつくなったり、緩くなったり。
風向きは昨日の正反対。良いとされる風向き。
そんな風向き、波向き、地形から、
少し狙いを昨日と変える。
今日もまた、幸先良くブルーな魚を数尾掛け、
昨日同様、レンジを探る。
風向きと、雨により、格段に千切れ藻が少なく、
ストレス無く釣りを愉しみ、思惑通りの一本を。
四十半ばのこの一本で、竿を納めることも考えたのだが、
久しぶりに沸き起こる釣り人の欲求。
幸い、時間はまだまだ・・・・ある。
が、意に反して釣れない時間が延々続き、引き下がるわけには行かなくなった。
少しずつポイントを移動しながら、そんな時間をやり過ごし、
所謂「大場所」で粘ること2時間弱。
そして、遂に。
巻き寄せるルアーに、大きな衝撃。
昨日のそれより明らかにデカイ。否、ドデカイ・・・・・
ジャンプをいなす、湖面の波紋が尋常でない。
しっかり締めたドラグながら、滑り出すライン、
おまけにハンドルがカカカ・・・と異音を発し、ロッドは軋む。
少し焦るが、昨日やらかした失敗を、
二度も繰り返すほど、私もバカ・・・・・・
だった・・・・・・
湖面に叩きつけられる雨で見過ごしたウイードにまたもや潜られ・・・・・・
もがく大魚の魚信はすぐさま去って、
しばらく様子を見たけれど、後に残されたのは、
微動だにしないウイードに絡まったルアーのみ。
しばらく奮闘するにはしたが、加えて無念のルアーロスト・・・・・
いつもは大魚をバラしても、
潔く、清々しい気持ちにさえさせてくれるが、
ルアーのロストは、いろんな意味で、気持ちを沈める。
その後もしばらく釣り続けるが、
リールからは異音がやまず、巻き心地は最悪。
どんどん、深みにはまってしまいそうな負のスパイラル・・・・・
断ち切るように、キリ悪く、納竿。
激しさを増した雨が容赦なく叩き、一層惨めな気持ちにさせる、
悔いの残る週末の釣行。
掴んだものも多くはあるが、失ってしまった大きなものに、
ただただ、反省・・・・・・・
Posted by 京都釣組 at 14:14│Comments(0)
│ブラックバス
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