ナチュログ管理画面 釣り 釣り 近畿 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

2011年09月22日

sum camp

sum camp

sum camp


9月の初旬。

WILD-1京都宝ヶ池店の主催で開催予定であった釣りの大会。

エントリーしたのはいいが、

悪天候の影響が予測され、中止を余儀なくされてしまう・・・・・



過日、届いた一通のメール。

釣りの大会の主協賛であったサムルアーズからの、

BBQ懇親会へのお誘い。

その粋な計らいに心が弾む。

紆余曲折を経て、どうにか参加できることに。



小一時間遅刻での参加との旨は事前に伝えてあったけれど、

握るハンドルに焦りの色が見え隠れ。

三連休の中日。渋滞の予想される湖西バイパスを避け、

朽木経由で、急がば回れ。勝手知ったる琵琶湖道。

それが功を成したかどうか、乾杯までには無事間に合った。



全ての方に初顔合わせの私ではあったが、

そんな緊張は他所に、

社員A氏に、ご挨拶とお礼を申し上げ、

すぐさま同級だと話が弾み、

「サムルアーズが好き」のゴッキー氏をご紹介いただいた。

ブログに顔出しをされているので、ひと目で分ったのはこの方。

この、ブログ「くろぼう」を始めるきっかけ、sum-1の主催者だ。

あとはゴッキー氏に、お気遣い頂き、あれよあれよと、

お集まりの皆さんをご紹介くださった。

もしや出逢えるのでは?と期待値の高い方々が勢ぞろい。まさに光栄。

どの方も、サムルアーズのレポートに名を連ねる凄腕の持ち主。

恐れ多くも、このブログ「くろぼう」をご覧頂いている方もいらっしゃり、

ただただ恐縮。


そんな風に、温かく穏やかな皆さんに、

緩やかにしてスムーズに招き入れて頂いた。


時に、浜を望み、こちらに背を向けているオーラの姿。

ブログ「じゅん屋」のじゅん氏。

今、こうして文章を書き、

現在の私自身の釣りのスタイルを確立するに至って、

多大なる影響を受けた人物。

なんとなく漠然とした思いがあって、

釣りを続けていれば、いつかはどこかの浜で出会えるだろうと、

勝手に、そんな風に思っていたが、

ようやくその機会が、琵琶湖の浜に訪れ、ただただ光栄の極み。


事前に仕込んでおいた、

銘菓「くろ棒」を挨拶代わりに渡そうと、

そんな私の拙い企みは、一蹴され、

先制パンチを喰らってしまう。

その内容は、後日のいつか、記事にさせて頂くとして、

いやいや、本当に有難き事なり。



そんなこんなで始まったサムキャンプ。

どの方も、手練れのアツイ方々ばかり。

サムルアーを駆使して、ブラックのみならず、鱒族を求めた本流や、

海へとそのスタイルやターゲット、フィールドは多彩。

釣りのスタイル、魚種の境界を越え、

その奥深い想いや経験値にはただただ驚愕。

少々戸惑いながらも、愉しくお話を聞かせて頂き、

愉しく美味しい時間が過ぎる。


そんな中でも、時折鋭く眼光を光らせ、湖面を覗く皆さんの姿が印象的。


思い思いに・・・・・・

食べたり、

sum camp

振ったり、

sum camp

話したり、

sum camp

と、アツくも愉しく、緩やかな時間が流れ、

sum camp

ふと見上げた空は、天高く、碧く澄みきっていた。


偶然出逢ったひとつのブログとひとつのルアー。

そこから始まった新しい世界が、この場に結実。

そして、また、ここから始まる新しい世界に心が躍る。



そんな愉しい時間はあっという間に過ぎゆき、時は夕刻。

気がつけば、湖岸の道路は大渋滞。

徐々に散会をはじめるサムキャンプ。

渋滞をこの場でやり過ごそうと、約半数の方々が居残り、

そのタイミングで、湖面が賑やかに。

時折起こるボイルやライズに、思わず竿を手にする釣り人の性。

時たま水面を割ってルアーを襲う魚たち。

だが、これがなかなか、釣りきれない。

「ポッパーではどう?」と発したのはじゅん氏。

この状況下での一言に、氏の奥深さを垣間見る。


そんな私も、締めの一振りと、ロッドを手に水辺へと。

すっかり陽は傾き、賑やかだった浜も静寂を取り戻しつつある碧い時間。

数投をサムルアーズでやり過ごし、

未だ届かぬ配達を待つ、サムポッパーの代わりに忍ばせてあった某ポッパー。

空気が読めないところではあるが、届かないのだから仕方がない。(と密かにプレッシャー。)


夏とは違う、この季節を意識したアクションを入れ、ステイ。

次のアクションに移行する瞬間・・・・・・・・

パシュッ!と、ポッパーで出た。

sum camp

無我夢中で寄せる間に、どうやら点々を落としてしまったようで、

バスがハスには変わったけれど、

心に残る、嬉しい一魚には変わりない。


いつもは独り。ストイックに気持ちを求める釣行を愉しんでいる私だけれど、

久しくいつ以来か、釣った魚をこの手に、皆の下へと急ぐ気持ちが、

恥ずかしくもあり、嬉しくもあり。

釣りのもつ素晴らしさをまたひとつ、改めて感じ。


この一魚で満たされた心は溢れ出てしまい、納竿。


この一日に名残惜しく、

薄暗闇に染まる浜で、竿を振る強者の姿を見ながら残りの時間を愉しんだ。

ひとり、ふたりと徐々に皆さん帰還し、

僅かに残る数名で車座になり、ゆっくりとした最後の時間を噛み締めた。


そして、

北へ釣り上がる者、

南へ釣り下がる者、

温かい家族の元へ急ぐ者・・・・・

ようやく動き始めた湖岸の道路に向け散会。


琵琶湖を望み南下する湖西バイパス。

ふと車窓から見下ろした、湖岸の町で、大きく光った打ち上げ花火。

充実した、今年の夏の終り方に人知れない満足感を胸に覚えた。




改めまして、

終始和やかに癒してくれた、未来の釣り人、ちびっ子たち。

酔狂な旦那を持ってしまい諦め感漂う、暖かく優しい奥様方。

そして、心から、釣りを愉しむ強者たち。

その機会を下さったsumlures。


お逢いした、全ての方々と

この素晴らしき環境に感謝の気持ちで一杯。





またのいつかを期待して。















タグ :sumlures集い

このブログの人気記事
小雨の渓で
小雨の渓で

同じカテゴリー(集い・出逢い)の記事画像
たまには竿を置いて
sum camp 2012
秋空の下
鳥を囲んで魚の話し
フィッシングショー OSAKA 2012 続編
フィッシングショー OSAKA 2012
同じカテゴリー(集い・出逢い)の記事
 たまには竿を置いて (2013-04-08 16:16)
 sum camp 2012 (2012-10-17 11:11)
 秋空の下 (2012-10-10 14:14)
 鳥を囲んで魚の話し (2012-02-13 21:21)
 フィッシングショー OSAKA 2012 続編 (2012-02-09 12:12)
 フィッシングショー OSAKA 2012 (2012-02-08 12:12)
この記事へのコメント
こんばんは。

自分が帰った後にその様なドラマがあったとは。
同じ時間を過ごせず残念です。

点々が無くても本当に価値あるナイスフィッシュですね。
ムスコにも見せてやりたいです。
Posted by 赤い釣人 at 2011年09月23日 01:18
おはようございます
お忙しそうですね
先日は最後までおつきあい下さり
ありがとうございます。

さすがの記事です。
またいろいろ話したり釣りしたり
よろしくお願いします。
Posted by ゴッキーゴッキー at 2011年09月23日 09:46
⇒赤い釣人さん

こんにちは。

当日はあまりお時間がなく、残念でした。

> 点々が無くても本当に価値あるナイスフィッシュですね。
   ↑↑↑
狙いの魚以外を釣らせたら天下一でゴザイマス。

> ムスコにも見せてやりたいです。
   ↑↑↑
ムスコちゃんに魚を見せる前に、先に釣られないようご精進ください。

ぜひまた、ゆっくりと、釣りにお話し、できることを楽しみにしています。
Posted by くろぼう at 2011年09月23日 10:39
⇒ゴッキーさん

こんにちは。

先日は、大変お世話になり、本当に有難う御座いました。
お会いできたこと、光栄に思っております。

今こうして、一丁前にコメントなどを書いているのも、
このブログ「くろぼう」を始めたきっかけを下さった、
ゴッキーさんのおかげだと、ただただ感謝の限りです。

またお会いできることを楽しみにしております。
今後とも、どうぞ宜しくお願いいたします。
Posted by くろぼう at 2011年09月23日 10:44
こんばんは。

くろぼうさんは本当に臨場感のある文章を
書かれますよね!
想像力が膨らむ文章で読んでる人間が
羨む内容です。

> 久しくいつ以来か、釣った魚をこの手に、皆の下へと急ぐ気持ちが、
> 恥ずかしくもあり、嬉しくもあり。
  ↑↑↑
特にこの文は今でもたまに私も実感しております。
いい釣りをなさってますね♪
Posted by Abah at 2011年09月23日 20:10
⇒Abahさん

こんにちは。

いつも温かいコメント有難う御座います。
また今回は、お褒めの言葉、感謝感謝。励みになります。

今週は残念ながら、仕事や雑務に追われ、
竿を持てない週末を過ごしております・・・・・

またいつか、Abahさんとも竿を交えられること、
否、盃をかわせる日が来、愉しい時間が過ごせるといいですね!
Posted by くろぼう at 2011年09月24日 11:59
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
sum camp
    コメント(6)