2014年06月17日
梅雨の晴れ間に
梅雨の晴れ間に。
ひと月ぶりに渓まで足を運ぶことに。
鮎師で溢れる本流を横目に、支流へと。
梅雨の晴れ間はいいのだけれど、渇水傾向著しく。
ひと月ぶりという事に加え、この渇水。
まずは魚の居場所を探らねば。
と、入渓数分で。
早速かわいいアマゴが出迎えてくれた。
この一本で、今日は「モロタ」と、幸先の良事にほくそ笑み、
今日一日をやり通す予定であったルアー sumlures/S45 を結ぶ。
今得た一魚をヒントに、狙いどころを絞り込みながらも、
季節の進み具合と魚の付き場を確かめるように、チェックしながら遡行を続ける。
すっかり、緑も生い茂り、足を運ぶたびに様変わりする景色を愉しみながら、
久し振りの渓歩きを堪能する。
が・・・・・
ぜんぜん後が続かない。
数回あったチェイスでは口を使わすに及ばず、
流れの中で、ルアーを目掛けて翻り、銀色に輝いた魚はフッキングに至らず。
挙句の果てには、「どんくさい」ことに、ルアーをロスト・・・・・嗚呼
涼しかった早朝から、すっかり陽は高く、少し汗ばむのは、
暑さからだけでなく、危機感・焦燥感からくる冷や汗も。
少ない水量により、狙うポイントがごく限られ、
あれよあれよという間に、当初の予定区間を終点まで。
幸い、今日は、早朝からの入渓に加え、時間もたっぷりあることから、
高巻きして、更に上流を目指すことに。
この川では比較的大きめな淵の手前から再度入渓。
一尾のアマゴを目視で確認。いくつかのルアーを試すが反応薄く、
もうひとつのS45にて、チェイスを得るも、
既にスレてしまった感もあり、一度きりで見切られる・・・・・
その上流、淵への落ち込みへ静かにアプローチし、
その一投目。
流れる白泡の中、はっきりと銀色に輝く魚体のアタック。
手元に伝わる魚信が無く、針掛かりする事無く、食い損なったとポジティブに考え、
次の一投に集中力を高める。
相変わらずキャストは未熟ながら、いい感じにルアーが入り、
ワンアクション後すぐに、硬質なアタリ。
少し強引に寄せながら、流れに翻る魚。
一瞬、その色濃さに、他魚種かと見間違いそうになりながら、
三度流れに強烈な突込みを見せてくれる、しびれる瞬間。
なんて言いながらも、いつもの如く必死のパッチ。
少し緩い流れへと、どうにかこうにか誘導し、岸辺へ釣り寄せた。
腹部にまで、斑模様の入った美しき魚体に、鼻先長く 厳つい面構え。
快心の一本、自身初となる尺アマゴに感無量。
少し心を落ち着けるべく、今の一瞬一瞬を脳裏に焼き付けながら、一服を入れ、
既に心満たされてはいたのだけれど、
飽くなき釣り人の欲求が目覚めてしまい・・・・・・
同じようなポイントに、次の一投でもう一本。
今度は少し強引にやり取りをし、
8寸強の、これまた腹まで模様入りでいい感じの一本を。
早朝からの状況で、どうやら魚の付き場が朧気ながら見えてきた。
残りの渓程を、要所を絞って打ち込み、遡行を再開。
しかしながら、依然として水量が乏しく、目ぼしい条件が整うポイントは少ない。
ここぞというポイントでは、何らかの反応は得たのだけれど、
フッキングには至らなかったり、フックアップできず。
渓程の終盤間際に、活性の高い魚が溜まっていたポイントにて、
どうにかもう一魚、かわいいアマゴに遊んでもらい、
陽が頭上に差し掛かる少し前、
美しく清らかな緑の世界を後に、竿を納める。
渇水で、少々厳しい状況の中、
どうにかこうにか嬉しい一魚に辿り着き、久し振りの渓を堪能。
奇しくも、渓流での釣りを始めて、今日でちょうど丸一年。
心に残る1ページ。
ROD:TENRYU/Juvia JV50UL
REEL:ABU/Cardinal 33X
LINE:VARIVAS/SUPER TROUT Advance 4lb
LURE:sumlures/S45,SMITH/D-Compact
やりましたね(^^)
おめでとうございます♪
しばらく渓はお休みですね(笑)
また、ご一緒しましょう^ ^
こんばんは!
コメント頂きありがとうございます!
お陰様であれから一年、
今ではすっかり渓の釣りに傾倒しているのも、あの日の感動があったからこそで、今回私にとって出来すぎの一魚に出逢うことができました。
ますます渓が愉しくて、休んでなんていられません(^-^)/ので、是非また色々とご一緒させてください!