2013年10月02日
ベイト難民キャンプ 2013 海
海。
そんな、ベイト難民キャンプ初日の朝が訪れる。
三連休の初日、町には人や車の姿はまだ無く、
ゆっくりと、ゆったりとした時間の流れる少し遅い目の早朝。
お迎えにあがる暫しの時間を路上で過ごす。
以前には、
釣りやイベントの前夜、その期待感や緊張なんかで、
なかなか寝付けないこともあったのだけど、
お陰で、随分と図太くなったのか、そんなことさえほぼ無くなっていたここ最近。
しかしながら、さすがに今回は・・・・・
うまく寝付けず、ウツラウツラ・・・・と、
心境は、古き良き時代の遠足前の小学生のよう。
どうぜ眠れないのなら、と、予定より随分早く起床し、いざ。
本来なら、
この時間帯には既に水辺で心地よく竿を曲げていたい気持ちもあったのだけど、
今日から始まる三日間、水辺で過ごし続けることも考慮してのこの時間。
それでも、遠方より来られる方々に比べれば贅沢モノ。
時計の針を幾度となく見ては、煙草。の繰り返しの後、
定刻、ゴッキーさんをお迎えに。
溯ること約一週間。
数度のメールのやり取りで、高級炭火肉料理専門店の集い の前に海へ行こうと。
夏から秋への絶好機、そろそろアオリイカでも行きたいとの私の想いと、
初めてのアオリイカを釣ってみたいという、ゴッキーさんの想いが重なって。
挨拶も程ほどに、
いつもは琵琶湖へ右折する山道を直進。
極希に訪れる、管理釣場へ左折する山道を直進。
地図上では既に、今宵の宿を大きく迂回し、
烏賊釣りの話をはじめ、色んな釣りや魚、道具の話、仕事系の話や云々・・・と、
2時間弱の道程はあっという間で。

無事到着。
実のところ、オカッパリでの烏賊釣りは、そんなに経験があるわけではない。
海での釣りを始めたのが、5年前から。
以降、殆どの海での釣りは、ボートや遊漁船からで、
オカッパリでのエギングはここ3年ほど前にやっと。それも年に1~2度。
たまたまの思いつきで、独り初めて訪れたオカッパリでそれなりに釣れたもんだから、
訪れるポイント・エリアは例年同様に限られて。
でもまぁ、秋のアオリイカ。
大体の地形や状況を見れば、ハズレは無い。
ゴッキーさんの初めての烏賊のお膳立ては整った。
・・・・・
との想いは、少々甘かったよう・・・・・
到着時刻が潮止まりとなることは、事前に承知の上。
少し練習を兼ねて時間を費やし、潮が動き出せばほら・・・・・
の予定だったのだけど・・・・・
休日の波止は、そこそこに釣り人で賑わっているとはいうものの、
周囲を見ても釣れている気配も無い。
足元を見れば墨跡は多分にあるのだけれど、真新しいものも無く。
心地の良い潮風と、気持ちの良い景観の中、まったりとした時間だけが過ぎる。

足元を見れば、小魚たちの姿も多く、生命感は溢れているのに。
時折見かける烏賊の姿は、エギのサイズほども無く・・・・・
到着間もなく、数杯揚げて手土産確保し、
後は、集いのタイトルであるように、
ベイトでエギングなるものを試してみようとの魂胆も、
初めての烏賊を釣って頂き、墨にまみれて 黒ッキーさん との思惑も、
すでに暗雲たちこめる雰囲気。
これではいかんと、約2時間の竿を振る練習を切り上げ、移動。
車で走ること約10分。

昨年偶然見つけたエリアへ。
この場所も、休日を愉しむ釣り人で賑わってはいるものの、
釣れている様子は無く、取り急ぎ ムフフ のポイントへ足を運ぶと・・・・・
やはり、居た。
あまり見えイカを釣るのは好みではないけど、
ここはそう、背に腹は代えられない。
小振りではありながら、なんとかギリギリのサイズをとりあえず。
ゴッキーさんに烏賊が居る事、釣れる事をご確認頂き、励んでいただくことに。
私はもう少し手土産を増やそうと、見えイカに奮闘ながら少しずつ。
ゴッキーさんも、まずまず烏賊を寄せたりしてはいるのだけど、
数度、烏賊がエギを触ったりもし、アタリも得、惜しいシーンはあったのだけど・・・・・
まぁ、行きの車中での話し、
「初の烏賊は嫁に食べさせたあげたい。」
との心優しい想いをお持ちでしたので、
次回に持ち越しでも結果はオーライと言う事で・・・・・
見えイカ釣りも程ほどに、少し沖目の深場を探り、
ブラインドで狙い通りの一本、今日一番の食べて美味しいサイズも獲て、
結果、片手ほどのお土産を確保した時点でちょうど昼時。
時間はまだまだあったのだけど、
そうそうガッツリ釣りする感じでもなく、ここで海を離れることに。
途中、山中の道の駅で、ざる蕎麦をすすったりなんかしながら、既に気分は小旅行。
のんびりとした午後の時間を過ごしながら、
前記事の、開店前の 高級炭火肉料理専門店 へと向かうのでした。
Posted by 京都釣組 at 15:15│Comments(0)
│ベイト難民キャンプ
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